アユ漁解禁、太公望集う 球磨川水系

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球磨川でアユ釣りを楽しむ太公望ら=1日、人吉市

 県内の主要河川で1日、アユ漁が解禁された。球磨川水系には多くの釣りファンが訪れ、おとりアユを使った友釣りを楽しんだ。

 人吉市中心部を流れる球磨川の中川原公園周辺では早朝から10人ほどの太公望が、約9メートルの長竿を操っていた。川釣り歴約40年の尾方信介さん(58)=あさぎり町=は「水質、水量ともに申し分ない。ただ天然アユが少なく、なかなか釣れませんね」と苦笑い。

 球磨川漁協によると今シーズン、流域で放流した稚魚は昨季より31万匹少ない約128万匹。このうち、球磨川河口で稚魚をすくい上げて上流に放流したのは約19万匹で、1960年ごろ始まって以来最少だった。県内河川の遊漁期間は12月末まで。(小山智史)

熊本日日新聞 2020年6月2日掲載