長岡空襲体験者 戦禍の記憶描く 戦災資料館で絵画展

©株式会社新潟日報社

長岡空襲の体験者が戦禍の記憶を描いた絵画展=長岡市城内町2

 8月で75年を迎える長岡空襲の体験者が当時の記憶を描いた絵画展が、新潟県長岡市城内町2の長岡戦災資料館で開かれている。街が燃え上がり逃げ惑う人々など、戦争の惨禍を伝える51点を展示している。

 体験画展は空襲体験を継承するため2006年から開いており、14回目。市民から募った所蔵画約120点のうち、今回は当時5歳から40代だった人の作品を並べた。

 爆撃から逃れるため信濃川に集まる大勢の人や、空襲の翌朝に一面焼け野原となった光景、家族を失い泣き叫ぶ女性の姿などが描かれている。

 訪れた長岡市山田2の無職女性(61)は「戦災者のつらさや気持ちが心に強く迫ってきた。散歩でよく訪れる長生橋や、まちなかがこんなに悲惨な光景になったと知り、戦争を忘れてはいけないと感じた」と目を赤くしていた。

 26日まで。無料。7月18日からアオーレ長岡で体験画の特別展が開かれる。