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9日放送のフジテレビ『とくダネ!』で、俳優の川崎麻世さんが路上で倒れている男性を発見し、救急車を呼んだという出来事を取り上げました。しかし、その時の様子を詳細に語る川崎さんに、視聴者からは「インタビューを受けなかったらカッコよかったのに」「せっかくイイ事してるのに何となく不快感」といった声が寄せられているようです。
7日、友人が経営する店へ向かうため、都内を車で走行していたという川崎さん。途中、道を間違え、本来は通るはずのない道へ入ったところ、1人の男性がうつぶせになって倒れていたといいます。
川崎さんはすぐに車を降りて男性の元へ。声を掛けると男性は「大丈夫」と答えたものの、顔は真っ赤で、見るからに大丈夫そうではない様子だったとのこと。すぐに救急車を呼び、飲酒の有無や体の痛み、年齢、持病などを確認し、救急隊員に伝え、男性が搬送されるまで見送ったといいます。
男性は命に別状はなかったそうで、川崎さんは番組の取材に対し『なんとかしてあげたいなと思ったので、人命救助が出来たのはやっぱりよかったなと思いますね』と語っていました。
しかし、これを見た視聴者からは、疑問の声が寄せられているようです。
というのも、わざわざテレビ番組のインタビューを受け、男性の年齢や持病などの個人情報を語り、さらにブログには男性が救急隊員に運ばれる瞬間の写真を掲載。こうした行動について否定的な声が多いようで、ネット上では「インタビューを受けなかったらカッコよかったのに」といった声をはじめ、
「人助けしてるのに素直にかっこいいと思えないくらいの後々の行動…ある意味すごいね」
「内容を細かく話しすぎて個人情報出まくってる気がする…せっかくイイ事してるのに何となく不快感」
「いや、川崎麻世さんがやられた事は本当に素晴らしい事だよ! 人を助けたんやもん! でもなぁ、ペチャクチャ喋ったり写真撮ったりするような事かな?」
「人が1人助かったのは良かったし、いいことしたのに写真撮ったり取材したりでだんだん靄がかかってるよね。 良いことしました!って押し付けられると少し引いてしまう」
「わざわざ写真とる余裕がすごい。なかなか救助の写真とか撮れないしそもそもブログなどには書かない。相手の方の立場もあるし。人助けした事は本当に立派だとは思います」
といった声が寄せられていました。
人命救助自体は称賛に値する行動であることは間違いないのですが、その後の行動でなんとなく残念な印象を与えてしまっているようです。(文◎絹田たぬき)