BMX女子、畠山が日本勢初の五輪へ 神奈川県寒川町出身

BMXレースで日本勢女子初の五輪代表となった畠山=寒川町

 日本自転車競技連盟は9日、東京五輪のBMX種目代表4選手を発表し、レース女子で神奈川県寒川町出身の畠山紗英(21)=白鵬女子高─日体大=が同種目で日本勢初の五輪切符をつかんだ。

 同連盟によると、開催国の日本には五輪出場枠がレース、フリースタイル・パークの両種目で男女1人ずつ与えられている。畠山はワールドカップシリーズで準決勝に2戦以上進出するとの基準を満たした上で、日本人最高の8位をマークしていた。

 地元でオンライン会見に臨んだ畠山は「選ばれてほっとしている」と笑顔。初の五輪に向け「メダル獲得が目標。良い結果を残せるよう全力を出したい」と意気込んだ。

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