アドビ、「Adobe Creative Residency Community Fund」の申請を開始。グローバルでCOVID-19の影響を受けたクリエイターの創作活動を支援

アドビ システムズ 株式会社は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で厳しい状況に置かれたクリエイターの創作活動を支援するため、約1億円(100万米ドル)のファンド「Creative Residency Community Fund」を創設し、世界中のクリエイターからのプログラム参加募集を開始した。

同プログラムは2020年5月から12ヶ月間実施され、申請された候補者たちは毎月新たなプロジェクトを進行する。日本での申請は同社Webサイトにて受け付けている。なお申請は3か月ごとに締め切られ、選考期間を経て、随時結果を候補者に連絡するという。

Creative Residency Community Fundへの申請は、クリエイターから申請されたプロジェクトの企画内容やクリエイティブのスキルに応じて、個人の「クリエイティブプロジェクト」または「アドビ委託プロジェクト」のどちらかに申請可能。「クリエイティブプロジェクト」は個人の創作活動に対してのサポートで、企画のアイデアやその制作プロセスのシェアやタイムラインの提案をもとに選考委員会で審査される。

「アドビ委託プロジェクト」は会社のニーズやタイミング、個人のスキルや強みに応じてプロジェクトとのマッチングを行い制作活動のサポートを行う。例えば、Adobe.comのトップページのキービジュアルの制作、日本の記念日をアドビのソーシャルチャンネル上で祝うためのビジュアルの制作協力などが用意されている。

どちらのプロジェクトも対象に選定された場合、5~50万円の間でのCommunity Fundを受け取ることができる。さらに、Creative Cloudの1年間の無償ライセンスやキャリアガイダンスのワークショップなど追加サポートも受けることができる。

(以下、プレスリリースより引用)

■申請資格
世界中のクリエイターが申請可能で下記の事項を満たす必要があります:

  • 日本プロジェクトへの申請:日本語でのコミュニケーション
  • グローバルプロジェクトへの申請:英語でのコミュニケーション
  • 18歳以上(学歴不問)
  • ビジュアル制作が可能なクリエイター

■クリエイティブ分野
様々なジャンルのビジュアルデザイン分野のプロジェクト:

  • ビデオ
  • 写真/フォトアート
  • グラフィックデザイン
  • イラスト
  • 3D
  • モーションデザイン
  • プロダクト/インターフェイスデザイン(UI/UX)

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