全長10メートルの「コケアート」お目見え 長崎市大橋町

コケアート

 長崎市大橋町のJR長崎本線線路下の壁に、全長約10メートルにわたって波を描いたコケアートがお目見え。通行人の間でちょっとした話題になっている。
 壁にかかれた文字や絵の落書きを目立たなくしようと約2カ月前、元デザイナーの男性(73)=梁川町=が壁を覆うコケを金属のヘラで削って仕上げた。カーブミラーそばに「注意!」、一時停止線そばに「とまれ!」とも記し、ドライバーに注意喚起している。
 写真を撮る通行人もおり、よく通るという女性(75)は「雨の日はコケが緑に変わる絵を見たくて必ず通る。梅雨の変化が楽しみ」。

 


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