眉毛の角度ひとつで表情はもちろん、顔の大きささえも変わって見える……眉毛はその人の印象を左右する存在です。そのため、自身のなりたいイメージを眉毛から取り入れれば、理想の自分に近づきやすくなるといえます。
今回は、女性のイメージ別眉毛の書き方についてご紹介します。たかが眉毛、されど眉毛、角度や太さで簡単にイメチェンをはかってみませんか。
なりたいイメージ別 眉毛の書き方
早速、イメージ別の眉毛の書き方についてご説明します。
今回イメージする眉毛は
● できる女風
● かわいい女性風
● 個性派おしゃれ風
こちらの3つに絞っていきます。
できる女風を目指すなら《クールな平行眉》
平行眉は「大人の女」というイメージを強調したい方にオススメです。クールな中に女性らしさが混じり、凛としつつも親しみやすさを感じる眉毛です。
平行眉のポイントは眉毛の濃さと平行のラインにあります。
濃くしすぎたり、平行にしすぎたりすると漫画のような眉毛になってしまいますが、ある程度の濃さがないと、「できる女風」を眉毛で演出するのは難しいといえます。
眉に適度な角度をつけつつ、スクリューブラシを使って濃さを調整します。
【できる女風 平行眉の書き方】
1. 眉頭は小鼻端の真上、眉山は小鼻から黒目の端の延長線上、眉山は小鼻から目尻の延長線上
2. 眉毛は平行よりやや上向きになるよう、眉頭下~眉山の位置まで線をひく
3. 眉山~眉尻はやや角度を下げるように書く
4. 上眉山から眉尻に向かって線を結ぶ
5. 上眉山から眉頭に向かって「薄く」線を結ぶ
6. 眉山をパウダーで書き足し、スクリューブラシで全体に伸ばすようにぼかして完成
眉山を書くことでキリリと引き締まった印象になりますが、濃く書きすぎないように注意してください。眉頭から眉山までは、ラインをぼかすように心がけるときれいに仕上がります。
女性らしく可愛い風を目指すなら《やわらかアーチ眉》
女性らしく可愛い印象になるアーチ眉は、太さによってイメージが異なります。
アーチ眉といえば、女優の石原さとみさんが象徴的ですが、彼女の眉毛は細アーチ眉だとされています。一方で太アーチ眉は峯岸みなみさんやマギーさんが挙げられます。
細いアーチ眉は華奢で繊細な女性風に、太さがあると女性らしさの中に意思の強さが覗き見える印象です。
自身の雰囲気に合わせて、アーチ眉の太さを調節してください。
【女性らしさの象徴 アーチ眉の書き方】
1. 眉山の位置を最初に決める。黒目の端真上くらいがちょうど良い
2. 上眉山から上眉尻に向かって、眉頭下と同じ高さを目指してラインをひく
3. 同じように、上眉尻から上眉頭を目指してラインをひく
4. 下眉毛を眉頭から眉尻まで、上のラインと平行になるようにカーブを描いてひく
5. 眉頭をぼかして完成
眉山の位置を最初に決めておくことで、アーチ眉作りに足りない部分が見えやすくなり、なだらかなアーチ眉が仕上がります。
個性を演出したいなら《ふんわり太眉》
太眉は一歩間違えるとただの「海苔眉」になってしまいますが、自然な太眉であればハーフ顔作りの鍵になります。個性抜群の太眉を自然に描くには「ふんわり感」が大切です。
淡い太眉で、ナチュラルな美しさを演出しましょう。
【オシャレ度抜群 ナチュラル太眉の書き方】
1. 好みの太さと形を作る。それぞれ、外枠の眉頭、眉山、眉尻に点を打つ
2. 髪色と同じ色かやや薄めののアイブロウで毛流に沿って一本ずつ毛を足すように、点から点までの外枠を埋めていく
3. さらに明るめのアイブロウパウダーで眉毛の内側を埋める
4. スクリューブラシでぼかしたら、髪色と同じアイブロウマスカラで自然な色をつけて完成
目と眉毛の空白を狭くすることで、より、ハーフっぽい個性的なイメージになります。髪色が茶系であれば髪色に合わせるようにし、黒髪であればこげ茶くらいの薄さにすると、地眉毛のような自然な仕上がりに見えますよ。
書き方と並行して覚えたい 眉毛の手入れ方法
眉毛の書き方を覚えたら、次は眉毛の手入れ方法についても知っておきましょう。
眉毛はすっぴんの状態で整えず、完成図の眉毛を自眉毛の上に書いてから、余分な部分を除去して整えていきます。
1. 眉毛をスクリューブラシでとかす
2. 理想の眉毛の形を自眉毛の上から書く(自眉毛が理想眉毛の輪郭におさまらなくてもOK)
3. 書き上げた輪郭からはみ出た部分の毛を、カットor抜くor剃る
理想の眉毛の輪郭を書いた時点で、「似合わない」、「想像と違う」となった場合は、もう一度書き直してください。自眉毛の手入れは、納得いく完成図が仕上がってから行うようにしましょう。
なりたいイメージでアイブロウメイクを選ぼう
眉毛は書き方ひとつで顔の印象を変えます。もし、なりたいイメージがあるならば、眉毛の形から近づいてみるのもアリです。ご紹介した基本の3種類ともいえる書き方をマスターして、デートやオフィスなどシーンによって使い分けても良いですね。