沖縄の新基地建設工事 あす6月12日再開 沖縄防衛局発表 新型コロナ感染で中断

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(資料写真)米軍キャンプ・シュワブ沿岸部=5月10日、名護市辺野古(小型無人機で撮影)

 沖縄防衛局は11日午前、名護市辺野古の新基地建設工事を12日に再開すると発表した。関連業務の作業員に新型コロナウイルスの感染者が出たため、4月17日から工事を中断しており、約2カ月ぶりとなる。

 沖縄防衛局は「新型コロナウイルス感染拡大防止対策について受注者と調整を行い、準備が整った」としている。

 7日の県議選で与党が過半数を占め、改めて新基地建設反対の意思が示されており、反発が強まりそうだ。

 県は埋め立て海域付近でジュゴンの鳴き声が繰り返し確認されていることから、沖縄防衛局に工事を再開しないよう行政指導している。

 県議選の結果を巡っては、自民党公認や推薦候補が議席を伸ばしたことで、菅義偉官房長官が「(米軍普天間飛行場の)辺野古移設の理解が進んできていると思う」と強調。米軍や工事の受注業者と調整の上、工事を再開する方針を示していた。