長崎県内 熱中症搬送相次ぐ 島原の女性、一時心肺停止

 6月に入って気温が上昇する中、長崎県内各地で熱中症による搬送が相次いでいる。県によると、1日から10日午後4時までに25人が搬送され、うち3人が重症だった。県は「(熱中症予防のため)適時マスクを外すことも必要」と注意を促している。
 6月の搬送者の各消防局・本部ごとの内訳は、▽長崎市8人▽佐世保市5人▽県央5人など。9日に搬送された島原市の女性(91)は一時心肺停止状態に。
 10日は県内で3人が搬送され、2人が中等症、1人が軽症という。

 


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