ベロダイン・ライダーがAGROINTELLIとの間で販売契約を締結

ベロダイン・ライダーのセンサーがAGROINTELLIの自律農機に生かされる

米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ベロダイン・ライダーは本日、インテリジェント農業ソリューション開発企業AGROINTELLIとの3年間の販売契約を発表しました。AGROINTELLIは、ベロダイン・ライダーのセンサーをRobotti自律型トラクターの製造で使用します。製造される製品は、農地での効率を向上させて農業従事者の時間と金銭の節約に貢献します。

Robottiは、農地での安全で効率的な運転操作のためにベロダインのPuck™(パック)センサーを使用します。精密播種機、機械式条間除草機、シードドリルといった幅広い装備がサポートされています。Robottiは、苗床準備、播種、除草、施肥、噴霧、刈り取りといった各農地固有の農作業を高度に正確に実施できます。

Robottiは、農場が従来型でも有機農法でも、また保全農業にも適切に利用できます。農業従事者は、ロボットを自律的に働かせることも、アプリを使用してタブレットから手動でコントロールすることもできます。妥協なしで安全に配慮して設計されたRobottiは、事故のリスクが生じた時には迅速かつ正確に反応するように作られています。

AGROINTELLI最高経営責任者(CTO)のTommy E. Madsenは、このように述べています。「Robottiは、農業の生産性を高める強力な自動化ツールです。小型トラクターの能力を備えながら、運転者不要で作業を遂行できます。ベロダイン・ライダーのセンサーは、Robottiが新たなアグリテックの時代を切り開くために不可欠です。これからの時代には、自律的なトラクターが商業的に持続可能になり、日々の農作業に統合されていきます。」

ベロダイン・ライダーの欧州エグゼクティブ・ディレクターのErich Smidtは、このように述べています。「AGROINTELLIの持続可能な自動化技術および機器における革新は、作物生産の未来を作り上げています。Robottiは、自律車両においてベロダインのセンサーが正確性と安全性を実現することを証明しています。Robottiのような自動化技術は、農場で問題となっている有能な労働力の不足や農薬を使用しないシーズン内耕起を実施する必要性に対応する助けとなります。」

ベロダインのPuckセンサーは、安全走行と信頼性の高い操作をサポートするリアルタイムの物体・空間検知を可能にする豊富な3Dコンピューター知覚データを提供します。Puckは小型でコンパクトなライダーセンサーであり、100mの範囲を検知します。その信頼性、電力効率、サラウンドビューにより、手頃な価格での低速自律アプリケーションに最適なソリューションとなっています。

ベロダイン・ライダーについて

ベロダインは、自律性と運転支援のためのスマートで強力なライダーソリューションを提供しています。カリフォルニア州サンノゼに本社を構えるベロダインは、画期的なライダーセンサー技術のポートフォリオで世界的に知られています。ベロダインの創業者のデビッド・ホールが2005年に、Velodyne Acoustics(ベロダイン・アコースティクス)の一部としてリアルタイム・サラウンドビュー・ライダー・システムを発明し、自動車、新しいモビリティー、マッピング、ロボット工学、セキュリティーなどの分野で認知と自律性の機能に革命をもたらしました。ベロダインの高性能製品ラインには、コスト効果の高いPuck™(パック)、汎用のUltra Puck™(ウルトラ・パック)、自律性を前進させるAlpha Prime™(アルファ・プライム)、ADAS向けに最適化されたVelarray™(ベラレイ)、画期的なドライバー支援ソフトウエアのVella™(ベラ)を含め、広範な検知ソリューションがあります。

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