JR日豊線の簡易委託駅である川南、門川駅で5月下旬から、車いす利用者が事前予約しなければ乗降介助が受けられなくなっている。これまで、予約なしでも駅員の配慮で簡易スロープを設置し乗車できていたが、JR九州は安全性を理由に予約制の徹底を指示。ただ、事前予約では専門の介助係員が宮崎市から派遣されるため急用に対応できず、障害者団体は「障害者差別解消法の合理的配慮を後退させる対応」と抗議の声を上げている。
JR、乗車予約ない車いす介助認めず 先月から川南、門川駅
- Published
- 2020/06/12 10:00 (JST)