新型コロナウイルス感染症を巡り、小田原市は10日、市が創設した緊急対策基金へ100万円を寄付したアマゾンジャパンと同社の物流拠点・小田原フルフィルメントセンター(FC)に感謝状を贈った。
ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)確保のため、皿に載せた感謝状を守屋輝彦市長から受け取った同社FC事業部の島谷恒平統括本部長は「地域に根差したFCを目指しており、小田原に何かできないか考えていた。寄付を医療従事者のために生かしてほしい」と要望した。
同社によると、同市扇町にある小田原FCは国内十数カ所のFCの中でも最大規模。3、4月に従業員2人のコロナ感染が判明したが、現在は対策を確立、徹底しているという。