シミックHD、山梨県と連携協定を締結 ー山梨発、産官学連携による新たな防疫体制を構築ー

2020年6月12日
シミックホールディングス株式会社
https://www.cmicgroup.com/

シミックホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 中村 和男)は本日付で、山梨県内における新しい防疫体制構築を目的とした連携協定を、山梨県(知事:山梨県 長崎 幸太郎)と締結しましたのでお知らせいたします。

現在、山梨県では衛生環境研究所を中心とした検査に加え、国立大学法人山梨大学が主導するドライブスルー方式での検査拡充など、新たな防疫体制の構築を推進しています。さらに、今後の感染まん延期に備え、企業の検査室優先利用や専門家との協力体制の構築など、同県内における検査体制の拡充に向け、企業との連携を進めています。

本連携協定により、シミックグループの非臨床分野を担う、国内最大級の非臨床CROであるシミックファーマサイエンス株式会社は、山梨県内に本社を置く企業として、非常時には研究施設「シミックバイオリサーチセンター(山梨県北杜市小淵沢町)」にて迅速な検査体制拡充に協力します。
本年6月には、シミックバイオリサーチセンターに最新の空調設備と気流管理システムを導入した研究棟が完成しました。短期飼育実験を中心に、GLP(Good Laboratory Practice:医薬品の安全性に関する非臨床試験の実施基準)およびGMP(Good Manufacturing Practice:医薬品の製造管理及び品質管理規則)試験に対応可能です。

なお、シミックホールディングスでは、2018年11月26日に山梨大学との研究等連携協定を締結し、ヘルスケア分野における研究開発、教育・研修、人材育成・交流など相互に協力し、様々な企画に取り組んでおります。将来的には、防疫体制においても、山梨大学との連携を強化する予定です。

シミックグループは、山梨県民の皆さまの安全構築に貢献し、産官学連携による山梨発の新たな防疫体制の強化に尽力いたします。

新研究棟外観

シミックホールディングス株式会社について
シミック(CMIC)は、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。現在、シミックグループは、日本で最大級のCROであると同時に、医薬品開発、SMO(治験施設支援)、臨床からGMPに準拠した医薬品製造、薬事コンサルティング、そして営業およびマーケティングソリューション等における包括的なサービスを提供しています。また、製薬・バイオテクノロジー・医療機器の企業の日本市場参入や、アジアでの臨床試験実施、米国、ヨーロッパ、日本やアジア各国における医薬品開発および製造のサポートなども積極的に行っております。シミックグループは、世界中に7,000人を超える従業員と25支社・関連会社を擁しています。詳細は会社ウェブサイトをご覧ください https://www.cmicgroup.com