柳田の充実ぶりに工藤監督も目を細める「心も体も充実している」
12日に本拠地PayPayドームで行われた広島との練習試合で、驚愕の特大弾を放ったソフトバンクの柳田悠岐外野手。片手一本で左中間のホームランテラス席へと運ぶ一撃には、工藤公康監督も驚愕した。
3回の第2打席だった。1ストライクからの2球目。広島先発の大瀬良が投じたカーブを捉えた。117キロのカーブに柳田は完全に泳がされた。打った時には体は突っ込み、片手1本で打ったが、打球は左中間のホームランテラス席まで届いた。これで3戦連発、練習試合10試合目で6本目の本塁打となった。
この一発に試合後、工藤公康監督は「良い状態で来てると思う。体も日々声はかけているけど良い答えが返ってくる。心も体も充実している」と目を細める。さらに「（投手としては）ショックですね。素直にショック。ああいう打ち方されて、長打になるのは仕方ないとして、ホームランにするバッターはなかなかいないと思います」と驚きを隠せない様子だった。（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）
