【新型コロナ】神奈川J6クラブ、医療従事者にエールの横断幕掲出へ 村井チェアマンら県庁で再開報告

県が作成した横断幕を手にする村井満チェアマン(右から4人目)ら=県庁

 Jリーグの村井満チェアマンと神奈川県内6クラブの代表者らが12日、県庁を訪れ、今季の公式戦を6月下旬から段階的に再開する方針を黒岩祐治知事らに報告した。村井チェアマンは「神奈川は(リーグにおいて)一大勢力。PCR検査を定期的に行いながら、万全の態勢で試合に臨んでいく」と述べ、理解を求めた。

 同席した横浜Mの黒沢良二社長は「神奈川を(サッカーで)元気にすることを目標に取り組んでいきたい」と語り、黒岩知事は「(神奈川は)あらためてサッカー王国だと感じた。(新型コロナウイルスで)つらい状況ではあるが、県を挙げてみんなで応援していく」と激励した。

 県側は、医療従事者に感謝のメッセージを送るため、公式戦を行う県内5カ所のスタジアムに「新型コロナと闘う医療・福祉従事者の皆様にありがとう」と記した横断幕を掲出するよう提案。同チェアマンは「ぜひ活用したい」と応じていた。

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