キャンプYouTuber・ヒロシ「YouTubeをやるようになってまたテレビに出られるように」

ABEMAが、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

6月11日(木)夜9時からの放送では、新型コロナウイルスの感染防止のため、スタジオ出演者の間にアクリル板を設置し、番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。と兼近大樹、進行を務めるテレビ朝日・平石直之アナウンサー、アイドルグループSKE48 の元メンバーでフリーアナウンサーの柴田阿弥以外のコメンテーターが自宅や職場から“テレワーク”で出演した。

番組では、将来的にテレビを凌駕するとも言われる「YouTube」へ参入する芸能人が増加の一途をたどる中、約60万人のチャンネル登録者数を誇るEXITと共に、「YouTube」の今後の展開について議論した。

番組冒頭、柴田アナから『「YouTube」は楽しいですか?』と問われた兼近が、「楽しいですね。ただ楽しい反面、自分たちがずっと出ているので気を抜けないというか“疲れる”っていうのもあります(笑)テレビだったら、ただ座ってるだけでいい時間があるけど、誰かの役割も全部自分でやらなきゃいけないという点で『疲れるな…』というのはあります」と赤裸々に語った。一方で、相方のりんたろー。は「テレビは尺的に表面しか扱えない部分があると思うんですけど、そういう意味で「YouTube」は“素が出せる”。あとは、個人的に“シェアハピ(シェアハピネス)”じゃないですけど、『こんなものが良かったよ』って共有する場になっているのが現状です」と、それぞれ「YouTube」に抱く印象を語った。

そして、2015年にソロキャンプ動画で「YouTube」デビューを果たし、今やチャンネル登録者数73万人を誇る人気YouTuberとして活躍するお笑い芸人のヒロシは、「YouTube」を始めた理由として「一言で言ったら趣味で始めた。チャンネルの内容が外でテントを張ってキャンプするというもので。だから完全なる趣味で始めたんですけど、思いのほかチャンネル登録者数が伸びて今は仕事に繋がっている状況です」と喜びを語りながら、「これまであまりテレビに出ていなかったのが、「YouTube」をやるようになってまたテレビに出られるようになった」と「YouTube」をきっかけに再び脚光を浴びたことで、現在テレビ出演が増えている経緯を説明した。

また、現在テレビの第一線で活躍するような芸能人も続々と「YouTube」に進出していることに対して、人気YouTuberのはじめしゃちょーやラファエルから寄せられた「同じことをやる動画なら、素人より芸能人の方が面白い」「今まで見てなかった年齢の高い人を連れてきてくれるので、結果プラスになる」という歓迎的なコメントを紹介。これに対し、ユーチューバーNEXT代表の岡野武志さんも「才能がある人たちにとっては、芸能人の進出によって視聴者の母数が圧倒的に増えるのですごく有利。「YouTube」の中では、ブラウジングという“オススメ枠に動画を載せる”のがすごく重要なんですけど、芸能人の方とかと何か関連付けてネタを載せられたら有利になる」と見解を述べた。しかし一方で、岡野さんは「僕はひと昔前の世代のYouTuberに沢山会ったんですけど、正直、思ったのが人気の要因に“ラッキー要素”が大きくて。これから本当に芸とかネタを持ってる人が参入してきたら、古くからいるだけのラッキーな人たちは『消えていくのかな?』と思います」と指摘した。この言葉を受けて、「趣味でやっている」と強調するヒロシが思わず「俺はどっちだろ…」と呟いてしまうと、兼近は「正直、ヒロシさんの映像を見たらキレイだし美味そうだし、水が流れてる様子とか日常で体験できないものだと思うんですよ。だからかなりクオリティ高いと思います!」とヒロシの動画を絶賛。続くりんたろー。も「ヒロシさん、“先生”って呼ばれてますから不安になるのやめてくださいね!あなためちゃめちゃ凄いですよ!」と太鼓判を押し、スタジオの笑いを誘った。

本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

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