給付金94%に支給 諫早市議会開会

 定例諫早市議会は12日開会。会期を30日までの19日間と決め、総額31億4700万円の本年度一般会計補正予算案など15議案を上程。このうち、専決議案4件を承認、報告4件を受理した。
 宮本明雄市長は国の特別定額給付金や市の緊急経営支援給付金の申請、支給状況を報告。1人10万円を支給する特別定額給付金は11日現在、6万429世帯のうち、94%の5万6869世帯に支給した。緊急経営支援給付金は、3~5月いずれかの売り上げが前年同期比30%以上減少した事業者に支給。同日現在、1704件の申請に対し、957件に支給した。
 予算案は、河川しゅんせつ(6700万円)や民間保育所2カ所の建て替え、改修補助(2億7900万円)など。新型コロナウイルス感染症の影響に対応するため、市地域づくり基金の活用を可能とする条例改正案もある。一般質問は17~19日、16人が登壇する。

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