“クズ男役”での好演が注目される千葉雄大

俳優の千葉雄大が、28日放送の日本テレビ系スペシャルドラマ「ダブルブッキング」(関東ローカル)に主演する。

一部スポーツ紙によると、同ドラマは、二股中の恋人2人とのオンラインデートをダブルブッキングしてしまった千葉演じる主人公のドタバタ劇。

2台のパソコンを駆使して両方とのデートを乗り切ろうとするが、名前を間違えるなど徐々に窮地に陥っていく。コメディータッチだが、最後に大どんでん返しが待ち受けているという。

主人公の恋人役のOLを佐津川愛美、女子大生を奈緒が演じる。

同局でリモートドラマが制作されるのは初めてで、千葉が恋人役の2人と同じ部屋にいるシーンはなく、撮影は「密」を避けて行われたという。二股をかける役柄だが、「本当にクズな男だと思う」、「ボロが出てくる時のやり取りがトリッキーでおもしろいです」とコメントしている。

「共演者の感覚をつかみ取ることがかなり難しいリモートドラマ。どう演じるかがかなり難しいところだが、数々の映像作品でキャリアを積んできた千葉だけに、いかにクズ男を好演するかが注目される」(テレビ誌記者)

今や主役でも脇役でもこなせる俳優に成長したが、その原点は10年からテレビ朝日系で放送された「天装戦隊ゴセイジャー」。その現場で共演者たちと違う動きをしていたといいうのだ。

「ある共演者が明かしていたというが、千葉は他のメンバーがはしゃいでいても仕事に集中していたり、自身の出番が終わっても撮影現場を3時間も見学していたというからかなり研究熱心。その姿勢が変わらなかったので俳優として成長できたのでは」(芸能記者)

今後は出演作の映画「子供はわかってあげない」が公開を控える。

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