一つひとつ夢を叶えるSnow Man目黒蓮。次の夢はキスシーン?

6月11日の『ノンストップ!タブロイド(フジテレビ系)』において、「表紙を飾ると雑誌が消える?!」Snow Manの目黒蓮の魅力を約13分にわたって紹介した。これは男性ファッション誌『FINEBOYS』の6月号、7月号と2号連続で目黒が表紙を飾り、いずれも発売前から予約が殺到し品薄店が続出し、緊急重版になる人気を受けての特集。ここ1年で注目度急上昇の目黒だが、けっして運だけではない、その魅力を検証する。

有言実行で『FINEBOYS』モデルに

 ジャニーズ事務所に入所したのは2010年10月。2016年に「They 武道」を母体として誕生した新グループ「宇宙Six」に加入。嵐ら先輩グループのバックや舞台など数多くの経験を積んできた。

 20歳の頃、あと2年やってみて希望が見えなかったらジャニーズをやめようと思っていた目黒。自分でタイムリミットを決めて、それまで悔いが残らないようにと「モデルをやりたい」といろいろな人に言い続け、2018年『FINEBOYS』のモデルに。

さらに2019年1月、宇宙Sixと兼任でSnow Manに加入、同年8月に宇宙Sixを脱退、2020年1月、Snow Manとしてデビュー。「一年前はデビューなんて全然考えもしなかった」という目黒の環境ががらりと変わった。

2020年1月、「『FINEBOYS』のSnow Manが初登場。「単独で表紙をやったことがないときから、Snow Manを使ってください、いい写真取れますよと地道にアピールしてすごい売り込んできました」と語る目黒のことを「勇気ある行動」とノンストップは評価した。

チャンスを逃さず一夜漬けで本番をこなす強さ

 その日のノンストップのゲストのジャニーズタレントとの共演も多い大久保佳代子は、目黒のインタビューを見て「柔らかい雰囲気の中に男っぽさがある」とコメントしたように、おとなしく目立たない印象だが、デビューを目指すひたむきな情熱、男気があり、努力は欠かさなかった。

 そんな一面がよくわかるのが、ノンストップでも紹介された「滝沢歌舞伎」に出演する際のエピソードだ。滝沢歌舞伎に出演予定のJr.が怪我をして、夜中の1時に、マネージャーから電話で「代役として明日本番出られる?」とオファーがあったという。「滝沢くんも目黒ならできるって言ってるから、いける?」と言われ、断ることができず「行けます!」と答えた目黒は、一夜漬けで振りを猛練習して、気づいたら朝になっていて、そのまま本番のステージに出演したという。

以来、滝沢副社長から「困ったときの目黒」と言われるほど信頼される存在に。のちに、自分がSnow Manに加入することになったのは、このときに急な代役を務められたからか、と尋ねると、滝沢秀明から『そうかもしれないね』と言われたという。

前日、しかも夜中の1時に出演を打診されて翌日本番のステージに立つというのはむちゃぶりに思えるが、ジャニーズではありえないことはない。チャンスはいつ降ってくるかわからないが、普段、地道に努力している姿は誰かが必ず見ていてくれる。

夢を現実にする「夢ノート」

2019年9月の「少年たち」の舞台のお手紙コーナーで、目黒は、それまで誰にも話していなかった「夢ノート」について告白した。「ザ少年倶楽部でマイクを持って歌いたい、モデルの仕事がしたい、メインでドラマに出たい、東京ドームでコンサートがしたい」といった、叶うのが難しい大きな目標をノートに書いてきた。それが、いつしか叶うようになり、叶った夢には丸をつけて、なぜ叶ったのかを考えて書くようにしたという。

この告白の前日、夢ノートに「Snow Manが誰もが知ってる国民的グループになる」という新たな夢が書き加えられた。「グループが大きくなるように、グループのために頑張りたい。(中略)今、夢ノートは願いが叶うノートに変わりつつあるので楽しみにしていてください」とみんなの前で誓った。

これからの夢はドラマでキスシーン?!

ノンストップでは、目黒のこれからの夢として「映画出演、ドラマで単独主演、国民的グループになる」の3つを挙げ「1回きりの人生で、全てを経験したい、なかでも恋愛もののドラマで主演を演じて、キスシーンにも挑戦したい」と話した。

以前も「昼顔みたいなどろどろの恋愛劇に出てみたい」「主人公の男女の関係に波乱を起こさせ、最後はふられて二人の背中を押すような役を演じてみたい」など恋愛ドラマに出演する夢を具体的に描いてきた目黒。小さいころから母親が恋愛ドラマに夢中になっている姿を見てきたことも影響しているという。

目黒の「キスシーンを演じてみたい」発言を聞いたファンは「夢が叶うなら応援する」「見たいけどやっぱり見たくない、複雑」「相手役の女優さんによる」「心の準備をしておくよ」と、SNSで口々に複雑な感情を吐露し、キスシーンがTwitterトレンドになった。

〈ライター/佐藤ジェニー〉

© 株式会社ドットレンド