やりすぎマスク警察 登校中の小学校1年生の女の子を泣かす 「いい加減にしろ」と怒りの声が殺到!

写真はイメージです

新型コロナウイルスの感染が拡大し、外出自粛や休業要請が呼びかけられて以降、それらを強要する「自粛警察」が社会問題となりました。それに続き、マスク着用を強要する「マスク警察」なる存在も現れ、緊急事態宣言解除後もそれらをめぐるトラブルは発生しているようです。

11日、とあるTwitterユーザーが、マスク警察によって傷つけられたという女の子の話をツイートし、ネット上で大きな話題となっています。

曰く、教員だという投稿主は、泣きながら登校してきた1年生の女子生徒を発見。よく見ると手で口を覆ってていたため、具合が悪いのかと問いかけます。すると、女の子は首を横に振り『…..マスクを忘れちゃった』と小さな声で答えたとのこと。そして、通学中に『男の人にマスク着けなさい! と怒鳴られて怖かった』と明かしたといいます。

女の子はマスクをつけてないのを隠すために手で口を覆っていたそうで、投稿主はこの事態を『怒られてからずっと学校に着くまで口を隠してきたのですよ。一年生が。どんな怖かったことか』と怒りまじりに綴っていました。

この投稿はすぐに拡散され、ネット上では

「こういう大人マジで迷惑。マスクマスク言いやがって」といった声をはじめ

「不審者通報しても良いくらいだと思います。よく学校まで頑張って来たよ」

「やってることが自粛警察と変わりませんね。“感染防止目的”よりも“付けていないと責められるから…”という雰囲気になっていることに違和感」

「自分より強そうな人がマスクしてなかったら、マスクつけなさいと怒鳴るのか! って話だよ。自分より弱いものをいじめて憂さ晴らし」

「屋外ではマスクはしなくてもかまわないし、熱中症が心配されるならするべきではないって文科省の通達にありますね」

「この女の子は怒られたあとも学校まで頑張って歩いたんだね。凄く凄く頑張ったと思う」

といった声が寄せられています。

投稿主は最後に『これからさらに暑くなりますので、登下校中にマスクをつけていない子どもへの理解をお願いします』と呼びかけていましたが、自分を“正義”と信じて他人を怒鳴りつけるような人間には、残念ながらこうした呼びかけも届くことはないのでしょう。

この件が女の子のトラウマとならないよう、願うばかりです。(文◎絹田たぬき)

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