現地時間6月12日、連邦判事が、2017年のサイン盗みの調査に関してMLBコミッショナーのロブ・マンフレッドがニューヨーク・ヤンキースに送った書簡を公開するよう命じたことを現地メディアが報じている。
この命令は、MLBに認められた、MLB選手の成績によって勝敗が決まり、賭けをすることができるドラフト・キングスというゲームの参加者が、MLBと、サイン盗み問題でMLBから処分を受けたヒューストン・アストロズとボストン・レッドソックスを相手に起こした裁判の中で下されている。
今回公開を命じられたマンフレッドからヤンキースに送られた書簡には、2017年にヤンキースが処分を受けたベンチにおける電話の使用に関するルール違反よりも「更に深刻なサイン盗み」に関する内容が含まれている、と伝えられている一方で、サイン盗みに関する内容は含まれていないという報道もある。
現地点ではどちらとも言い切ることはできないが、ヤンキース、そしてコミッショナーに疑惑の視線が注がれることになるのは間違いなさそうだ。