きょう15日(月)は、関東を中心にきのうより大幅に気温が高くなりそうだ。東京ではきのうより10℃高い33℃の予想。今年一番の暑さとなる見込みなので、熱中症に厳重な警戒が必要だ。
首都圏などで気温大幅上昇
きょうはよく晴れて日差しが戻るため、東北南部から近畿できのうよりも気温が大幅に高くなる。特に関東では気温差が大きく、東京の他に、熊谷や宇都宮で予想最高34℃と、きのうとの気温差が10℃以上の予想だ。関東内陸では最高気温35℃以上の「猛暑日」となる所もある見込み。
まだ身体が暑さに慣れていないため、熱中症には厳重に警戒したい。また、屋外で活動する際は、人との距離を取りながら、臨機応変にマスクを外して休憩を取るなど、体に熱がこもらないような工夫も必要だ。
梅雨空 北と南で続く
北海道では、上空の寒気の影響で、急な雷雨や突風に注意が必要。外出の際に、雨が降っていなくても、雨具があると安心だ。
また、九州南部では、梅雨前線の影響で、きょうは雨が続きそうだ。雷を伴って非常に激しく降る所もある見込み。こちらでも、傘が手放せない一日になりそうだ。
雨が止んでも土砂災害などに注意・警戒
週末、雨が降った地域では、既にやんでいる所が多いが、土の中には、まだ雨水が多く残っている。気象庁は引き続き、きょうの午前中にかけて、土砂災害や低地の浸水、河川の増水に注意・警戒を呼び掛けている。
15日の予想最高気温（前日差）
札幌 24℃（-2℃）7月中旬並み
仙台 32℃（+5℃）真夏以上
新潟 28℃（+1℃）7月中旬並み
東京 33℃（+10℃）真夏以上
甲府 35℃（+10℃）真夏以上
静岡 35℃（+3℃）真夏以上
名古屋 31℃（+3℃）7月中旬並み
大阪 31℃（±0℃）7月中旬並み
福岡 31℃（+1℃）7月中旬並み
那覇 32℃（±0℃）真夏並み
（気象予報士・森戸 美唯）
