空港バスも車いす対応義務化へ

地方の路線対象、国交省方針

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車いすがそのまま乗れる空港バスに試乗する赤羽国交相=2019年12月、東京・霞が関

 国土交通省は15日、車いす利用者が乗降できるリフト設置など、空港連絡バスにバリアフリー化を義務付ける方針を固めた。車体にスーツケースの収納スペースを確保するため義務化対象から除外していたが、リフト付き車両が開発され、対応可能と判断した。主要都市から空港まで、鉄道など代替交通機関がない地方の路線を対象とする方向で調整する。

 義務化後、事業者はバリアフリー法に基づき、車両更新時に対応車両を導入する必要があるが、空港バスは座席の床下に大型荷物の収納スペースが必要で、床を低くできない。ただ、リフト付き車両は高額で、国交省は事業者の負担軽減へ財政支援も検討する。