元中日ドラゴンズ山﨑武司氏の外国人枠についての持論

東海ラジオ『ドラゴンズステーション』(月~金16:00~19:00)6月12日(金)のコメンテーターは山﨑武司氏。番組のオープニングトークで、練習試合終盤のドラゴンズについて、また、今シーズン特例として採用が確実とみられる外国人登録増枠について話した。

まず、開幕を19日に控え、練習試合で好調を維持するドラゴンズについて「思いのほか順調だけに、すぐにペナントレースに入ってもいいんじゃないかと思うぐらい」「頼もしいチームになりつつあるかな」としたが、その一方で「ここへきて、ベテラン吉見がローテーションに入ってくるんじゃないか、とか、明るい話題ばっかりで、ちょっとこわいな、よすぎるのもね」とも。

さらに「バッターからすると、オープン戦は、4回に1回でおなか一杯になった。大島みたいに3安打が続くと、1年間に打つヒットの数は決まっている。ホームランの数も決まっているだろうから、この辺で打たないほうがいいかな、ということも考えてしまう。選手って、よければいいというものではない」と選手心理の複雑な面にも触れた。そして「やることだけ(しっかり)やって、試合は負けてもいいよ。あまりにも打線は打ち過ぎだな。もちろん、うれしいことだが」と念を押した。

今シーズンは、開幕が遅れた影響で、試合数が減るが、過密日程も予想されている。延長は10回まで。出場選手登録枠が2人増えて31人に。ベンチ入りできる選手数が1人増えて26人に。さらに、外国人登録枠も1人増えて5人となることが確実とみられる。いくつかの特例が採用される今シーズンだが、特に、山﨑氏は、外国人枠増枠について「僕は善し悪しだと思う」として持論を述べた。

山﨑氏が「戦い方のネックになる」と指摘する外国人枠。「お金のあるチームは(外国人選手を)とっかえひっかえできる。結果が出なかった選手はクビにして、海外からどんどん獲ってくれば戦力が整ってしまう。戦力のバランスが取れなくなってしまうので(外国人登録枠増枠には)大反対」と話した。

いよいよ開幕を19日に控え、ドラゴンズは、最後の練習試合3試合をナゴヤドームでDeNAベイスターズと行う。東海ラジオでは12日(金)18:00~、13日(土)は15:00~実況生中継で放送した。そして、14日(日)は、13:30~放送。

ドラゴンズステーション

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜~金曜 16時00分~19時00分

この番組をラジコで聴く

※放送情報は変更となる場合があります。

© 株式会社radiko