遠藤航も続け!シュトゥットガルトが発掘した「現役スーパースター」9名

現在はドイツ・ブンデスリーガの2部に所属しているシュトゥットガルト。日本代表MFの遠藤航がプレーしていることで有名だ。

数少ないブンデスリーガ優勝を経験したクラブの一つで、育成の名門としても知られている。今回は『Squawka』から「シュトゥットガルトが発掘したスーパースター9名」をご紹介する。

ベルント・レーノ

シュトゥットガルト所属:2009~2011年

現所属:アーセナル

加入時の移籍金:フリー

売却時の価格:670万ポンド(およそ8.99億円)

チェフの後釜としてアーセナルへ加入したレーノ。シュトゥットガルトのトップチームに昇格する前にレヴァークーゼンへと貸し出され、そのまま完全移籍している。

ブンデスリーガで活躍したあと、26億円もの移籍金でアーセナルへと移籍。プレミアリーグでも有数の守護神として名を馳せている。

アントニオ・リューディガー

シュトゥットガルト所属:2011~2016年

現所属:チェルシー

加入時の移籍金:フリー

売却時の価格:800万ポンド(およそ10.73億円)

ボルシア・ドルトムントの下部組織でプレーしていたが、トップチームでのチャンスを求めて2011年にシュトゥットガルトへ。契約の問題から半年間は出場が不可能だったが、翌年には早くもトップチームでデビュー。一気に才能を開花させた。

2015年にはローマに貸し出され、その1年後に完全移籍。2017年には最大3900万ユーロ(およそ47億円)というとんでもない価格でチェルシーへと活躍の場を移している。

バンジャマン・パヴァール

シュトゥットガルト所属:2016~2019年

現所属:バイエルン・ミュンヘン

加入時の移籍金:450万ポンド(およそ6.03億円)

売却時の価格:3140万ポンド(およそ42.11億円)

リールで若くしてデビューしたアフロのユーティリティDFは、トップチームでの経験がわずか1年という中でフランスからドイツに渡ることを選択。2部時代のシュトゥットガルトに加入し、レギュラーに定着した。

そして2018年のワールドカップでフランス代表の一員として戦い、とんでもないロングボレーシュートを決めるなど活躍。一気に知名度を上げ、バイエルン・ミュンヘンへのステップアップを勝ち取っている。

ヨシュア・キミッヒ

シュトゥットガルト所属:2007~2013年

現所属:バイエルン・ミュンヘン

加入時の移籍金:60万ポンド(およそ0.8億円)

売却時の価格:600万ポンド(およそ8.05億円)

今やバイエルン・ミュンヘンに欠かせないユーティリティプレイヤーとなったキミッヒ。その前にはRBライプツィヒでプレーしていたことで有名だが、実はシュトゥットガルトのユース出身だ。

12歳でベージンゲンというクラブからシュトゥットガルトに加入し、下部組織で見事な活躍を見せた。ドイツU-17~18代表の主力としてプレーし、2013年にRBライプツィヒのBチームに加入している。それからの急上昇は説明の必要もないだろう。

サミ・ケディラ

シュトゥットガルト所属:1995~2010年

現所属:ユヴェントス

加入時の移籍金:フリー

売却時の価格:1250万ポンド(およそ16.76億円)

レヴァークーゼンからレアル・マドリーへ移籍したことで有名なケディラも、シュトゥットガルトの下部組織で育成された選手だ。

2004年に17歳でBチームに昇格し、その後トップへ。アリャクサンデル・フレブらとともにリーグ優勝を果たし、2010年夏にはワールドカップにも出場。そこから世界の舞台へと羽ばたいた。

セルジュ・ニャブリ

シュトゥットガルト所属:2006~2011年

現所属:バイエルン・ミュンヘン

加入時の移籍金:フリー

売却時の価格:10万ポンド(およそ0.13億円)

アーセナルの印象があまりにも強いニャブリ。シュトゥットガルトに所属していたことはほとんど知られていないが、5年間もの時を過ごしていた。

シュトゥットガルト生まれの彼は地元最大のクラブで育てられたが、16歳でアーセナルへ移籍。イングランドではチャンスを掴めなかったが、ドイツに戻って大ブレイクしている。

セバスティアン・ルディ

シュトゥットガルト所属:2003~2010年

現所属:ホッフェンハイム

加入時の移籍金:フリー

売却時の価格:350万ポンド(およそ4.69億円)

兄のフローリアンとともにシュトゥットガルトのユースでプレーしたルディ。トップチームでは3シーズンを過ごし、出場を重ねるまえにホッフェンハイムへと活躍の場を求めていった。

そこでレギュラーとして活躍したあと、2017年にはバイエルン・ミュンヘンに引き抜かれることに。それからシャルケ04に加入し、古巣ホッフェンハイムにローン移籍している。

フィリップ・コスティッチ

シュトゥットガルト所属:2014~2016年

現所属:アイントラハト・フランクフルト

加入時の移籍金:540万ポンド(およそ7.24億円)

売却時の価格:1250万ポンド(およそ16.76億円)

現在長谷部誠や鎌田大地が所属しているアイントラハト・フランクフルトで攻撃の中心になっているコスティッチ。セルビア出身の彼は、オランダのフローニンゲンでプレーしたあと、シュトゥットガルトと契約してドイツにやってきた選手だ。

それからクラブ記録となる額でハンブルガーSVに移籍することになったが、クラブが降格してしまったのでフランクフルトへと貸し出され、そのまま買い取られた。

ティモ・ヴェルナー

シュトゥットガルト所属:2002~2016年

現所属:RBライプツィヒ

加入時の移籍金:フリー

売却時の価格:900万ポンド(およそ12.07億円)

チェルシーへの移籍が間近になっている…と噂のヴェルナー。ブンデスリーガ屈指のストライカーに成長した彼は、シュトゥットガルトの「生え抜き選手」である。

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6歳でユースに加入すると、2013年にトップチームでデビュー。翌年プロ契約を結び、クラブ最年少記録となるゴールも奪取。2016年にRBライプツィヒへと買われていった。

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