読みやすい文章構成は 水島信金 若手職員が研修

分かりやすい文章の構成などを学ぶ水島信用金庫の若手職員

 水島信用金庫本店(倉敷市水島西常盤町)で6日、新聞を業務に生かす研修の最終回(全3回)があり、若手職員が分かりやすい文章の構成を学んだ。

 入庫2、3年目の7人が受講した。講師を務めた山陽新聞社の国定啓人編集委員室次長が、新聞記事の構成を紹介。ストレート記事で使われる「逆三角形」と、読み物向けの「起承転結」を挙げ、「報告書などは重要なことから書き始め、軟らかい文章にしたい場合は冒頭で引きつけ、最後に結論を持ってくるように使い分ければ、効果的に伝えられる」とアドバイスした。

 職員は前回(昨年12月)の受講後にスクラップした新聞記事も発表。経済や気象、地域話題と幅広く取り上げ「お客さんとのコミュニケーションに活用したい」と紹介した。

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