「シェアリング」とは?“借りて節約・貸して稼げる”サービスの仕組みを解説

何かを「欲しい」と思っても毎月使えるお金には限界がありますし、将来のことを考えると、節約や貯金をすることも大切です。
そのため、服やバッグなどのブランドものや高価なもの、車や別荘などを泣く泣く諦めてはいませんか?

今回は、「借りて節約・貸して稼げる」シェアの仕組みについて紹介しますので、ぜひ参考にして、生活取り入れてみてくださいね。

いまさら聞けない「シェア」の意味

最近、日常的に使われるようになった「シェア」という言葉には、下記のように3つの意味があります。

・誰かと共同で持つことや利用すること
・分けることや分配すること
・特定された市場での占有率

今回紹介する「シェア」は、「誰かと共同で持つことや利用すること」についての内容になります。

ただ、シェアをすると言っても友人や家族とシェアをするのではなく、服やバッグなどの商品を貸し出している企業やその顧客の人たちとシェアをするというイメージです。

シェアリングサービスの仕組み

数十万もする服やバッグ、そして数百万する車、数千万する別荘を手に入れることは、とてもお金のかかることですよね。
けれど、「欲しい」と思ったものや生活をするうえで便利なものは、できるだけ利用したいものです。

シェアリングサービスとは、「欲しいと思うものをレンタルでよいからリーズナブルに利用してみたい」というニーズを持つ顧客を集め、企業が顧客の希望する商品を手頃な価格で貸し出すというイメージです。

企業が貸し出す商品のなかには、「高いお金を出して服や鞄を買ったけど、あまり使わないから、誰かに貸してお小遣いを稼ぎたい」と考える人が、企業と契約して商品を渡している場合もあります。この場合は企業が、借りたい人と貸したい人をつなげ、仲介手数料を取るイメージです。

今回は、服やバッグを主に取り上げていますが、車や別荘などの場合でも仕組みはほとんど変わりません。

「買うことが無理な商品を安く借りて利用してみたい」「使わないものを誰かに貸してお小遣いを稼ぎたい」と考える人が増えたこと、ニーズに合わせたサービスができる企業が現れたことで、シェアリングというサービスが成り立っています。

シェアするメリット

デートや友人とのパーティー、子供の入学式や卒業式などの特別な日には、高級感があって素敵なデザインのブランド服やバッグを身につけたいと考えている人も多いのではないでしょうか?
数十万円もする服やバッグを買うのはとても大変なことですが、そんな服やバッグを、必要なときに手軽な価格で借りることができるのが、「シェアする」ことのメリットです。

ブランドやメーカーの種類、借りる日数などにもよりますが、必要なときだけ借りるので、数千円~数万円程度で借りることができます。
数十万円の服やバッグを買っても、特別な日以外は使うことがないと言う人にとってはかなりの節約になります。
また、レンタルなので、気に入ったものや流行のものを気軽に、そして安価に利用することが可能です。

服やバッグのコーディネートを楽しみたいオシャレ女子には、嬉しいサービスですね。

使わない物は「使ってもらって」稼いじゃおう

いくら高価なものでも、使わずにクローゼットで眠っているだけなら、無用の長物となってしまいます。
使わないものは、どんどん誰かに使ってもらってお小遣いを稼いじゃいましょう。

ただ、いくら使わないものと言っても、個人間で貸し借りをするとトラブルの元になる可能性もありますので「貸したい人」と「借りたい人」をつないでくれる企業を探してみましょう。

レンタルしたいという顧客が多いことはもちろんですが、貸したものが損傷した場合の損害や契約の内容などがしっかりとしていて、信頼できる企業を慎重に選ぶことが大切です。
使わない時間だけ車を貸し、その時間に借りたい人が車を借りるという個人間の「カーシェアリング」では、少し前に、貸したはずの高級外車が勝手に売られていたというニュースもありました。

使わないものをレンタルしてもらってお小遣いが稼げるというメリットばかりに目を向けず、利用規約や契約内容にもよく目を通しておくことを強くオススメします。

まとめ

高級すぎて買えない服やバッグもシェアリングすることで、リーズナブルな価格で必要なときに利用することが可能です。

ぜひ今回紹介した内容も参考に、賢くお得にシェアしてみてくださいね。

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