新聞で多様な情報収集 玉島信金 新入職員10人が研修

新聞の特性について説明する大本局次長(右)

 玉島信用金庫(倉敷市玉島)は7日、新入職員10人を対象に、業務に新聞を活用するための研修会を同信金事務センター心(同所)で行った。

 山陽新聞社の大本哲弥販売局次長兼企画管理部長が講師を務めた。大本局次長は信頼性や一覧性、記録性といった新聞の特性を説明し、「多様な分野の情報をうまく収集し、意見や提案に生かしてほしい」と呼び掛けた。

 このほか、記事の要点をまとめた見出しと前文に目を通す効率的な読み方を解説。同信金の取り組みや地域貢献活動が載った記事を紹介した。

 職員は最近行った記事のスクラップとして、桜の開花や新型コロナウイルス関連のデマがインターネットで拡散―などの内容を一人ずつ発表。見出し付けも体験した。

 山陽新聞社が進めているNIB(ビジネスに新聞を)の一環で、同信金では2018年に続き2回目。今回は全3回で6月まで行われる。新型コロナウイルス感染拡大防止策で、出席者はマスクを着用し、部屋の換気を行うなどした。

© 株式会社山陽新聞社