岡山トヨタ、新聞使い新人研修 話の聞き方、伝え方のこつ学ぶ

話の聞き方、伝え方のこつを学ぶ新入社員ら

 自動車ディーラーの岡山トヨタ自動車(岡山市北区大供)は27日、新聞を使った新入社員向けの講座を始めた。8月まで4回開き、文章力やコミュニケーション能力の向上を図る。

 新人研修の一環で11人が参加。山陽新聞社で新聞を仕事に役立てるNIB(ニュースペーパー・イン・ビジネス)を担当する瀬尾由紀子部長から話の聞き方、伝え方のこつを学んだ。2人一組になり、仕事や私生活で困ったこと、または感動したことをテーマにやりとりした。

 瀬尾部長は「時折相づちを打ち、共感する姿勢を示すと、相手が話しやすくなる」「伝える順番は新聞記事と同様、大事なことから」などとアドバイスした。

 2回目以降は、新聞の効率的な読み方や仕事への生かし方を学ぶ。

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