【物件探し】夫婦で意見が合わない時に、イラっとしないでスッキリする方法

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物件探しをしている時によく起こりがちなトラブル⋯⋯それは、「夫婦間で意見が合わない!」ということ。

夫は通勤時間重視、妻は子育て環境重視など、物件探しの希望軸がなかなか定まらない⋯⋯といった悩みはよく聞かれます。

夫婦で意見が合わない時の考え方や対象法など、これまでたくさんの物件探しのお手伝いを担当してきたプロに聞いてみました!

ステップ1.夫婦それぞれで条件を洗い出す

正直な想いや考え方とその理由など、まずは夫婦でじっくり話し合うことが大切です。その間も意見は食い違うかもしれませんが、ヒートアップするのをグッと抑えて冷静に相手の意見に耳を傾けるのがポイントだそう。

話し合いの有効な方法の一つに
お互いの希望条件を、紙に書いて可視化させるというものがあります。

話してしまうと流れでヒートアップしたり譲れなかったりと、行き違いが出てしまうこともりますが、
書いてみると意外に、「ここは同意見だった!」「そんなに重要じゃないかも⋯⋯」なんていう発見も少なくないそうです。

ステップ2.それぞれ優先順位を3つに絞り、お互いに理解する

お互いに希望条件を書き出したら、それぞれ3つ以内に絞ってみましょう。

二人とも絞ることができれば条件は計6つになり、同じものがあれば、条件はさらに減るはずです。
そして相手の優先順位の高い条件は何なのか、その理由もきちんと説明し、理解し合いましょう。

そうすることで、ふたりの希望条件は徐々にまとまってくるはずです。条件が少なくなれば、お互いの希望が叶う物件が見つかる可能性もグッと高くなります。それでもなかなか意見が合わずまとまらない場合は、以下の手順でもう少し考えてみましょう。

ステップ3.「お互いの条件では、どんな生活を送ることができるか」自分へのメリットを想像する

上記で理解した相手の条件を優先した場合、どんな生活が送れるのかを想像してみます。パートナーにとっての第一希望ということは、自分や家族にとってのメリットにもなることが多いようです。

例えば、夫の通勤距離を優先して物件を決めると、その分出勤時間は遅く、帰宅時間は早くなります。自宅にいる時間が増えれば、毎日の家事や育児への時間が増えることに繋がります。

または、妻の意見を尊重して子育て環境を優先した物件に決めれば、妻がベースとなってご近所付き合いや地域生活がスムーズになり、妻だけでなく夫にとっても生活しやすい環境に繋がるでしょう。

このように、相手にとってのメリットを自分に置き換えて想像することで新たなメリットが見つかるということです。

そして何より、相手の希望を叶えるということは、相手が幸せになるということ。今一度思いやりの心を持って、歩み寄ってみることも解決の一つです。

ステップ4.自分の第一条件が叶わない時は、他の条件を考える

相手の希望を優先させることによって、自分の希望が叶わないこともあります。
その場合は、その条件下で叶えることのできる新たな優先事項を考えてみましょう。

例えば、
A)
立地…夫の希望で会社に近い
物件…妻の希望を優先、見晴らしが良くキッチンが広い物件を探す

B)
立地…妻の希望で実家に近く、会社に遠い
物件…夫専用の書斎をつくる

など、A・Bどちらも自分の希望を一つ叶えたら、相手の希望を一つ叶えています。そうやってお互いに叶えあうことが成功の秘訣となるようです。

一方の希望ばかりを優先させてしまうと、どちらかが物件探しに対して消極的になったり、ネガティブになることもあり、家探しや物件購入自体が困難となってしますケースもあります。お互いのことを考えて歩み寄り、どちらの意見も考慮した家探しになる工夫が必要です。

ステップ5.広い選択肢を持っておく

相手の希望を優先させたとしても、物件を購入するには選択肢があることを頭に入れておきましょう。どちらかが自分の希望に固執してしまうと、おうち探しがスムーズに進まなくなってしまうこともあります。そんなときは立ち止まるのも一つですが、スムーズに進めるためには、選択肢を幅広く持っておく、相手のアイデアを尊重することも大切です。

例えば夫の希望である立地条件と新築物件という希望を優先させたとして、その場合どうしても予算オーバーになってしまう。または、子育てには向かない広さや生活しにくい場所の物件になってしまうなど、物件購入へのハードルが上がってしまうことがあります。

そのような時にも困らないためには、自分自身が、物件購入に対する選択肢を広く持っておくということです。

新築で予算オーバーだった場合には、駅距離を見直したりバス便を視野に入れると、予算内でも間取りが広くなったり庭付き住戸があったりします。駅距離が譲れない場合は、中古(築浅ー築古)にも選択肢を広げてみる。とするとリフォームやリノベーションの選択肢が出てきます。築古でもリノベーションすれば、新築のような室内を実現でき、それでいて新築にはない自分好みのデザインにできるというように新たな価値が見つかることも。

駅近を優先し、子育てに向かない広さや環境であっても、大規模物件で施設内にキッズルームがあったり、公園がある物件もあります。

自分の選択肢を広げることによって、どちらの希望も叶えられる最適な物件が見つかることも少なくないということを頭の片隅に置いておくと、いざというときに一歩踏み出せるかもしれません。

まとめ

物件探しにおいて、夫婦で意見が合わない、食い違ってしまうことはよくあります。
そんな時にはまず、紙に書くことから初めてみませんか?

そして、ちょっと微妙な心持になりながらもやっぱり「相手の幸せは自分の幸せにつながる」ということを改めて意識できるとよさそうですね。
強引に進めて歪みがでるよりも、お互いの希望とその理由をしっかり理解し合うことが、その後始まる生活にプラスに働くことでしょう。

また、意見の違いや考え方は家族によって様々。ここで紹介した解決策が合う場合もあれば、別の方法が良いケースもあります。困ったときは家族のドラマをいくつも経験しているプロに相談することで、自分にあった解決策が見つかるかもしれません。