井ノ原快彦&千原ジュニアMC「THEグレートジャッジ」。偉人の発想にコロナ禍を乗り越えるヒントが!

テレビ朝日系では6月16日に「ピンチをチャンスに変えた!THEグレートジャッジ~今を乗り越えるヒントとは?~」(午後7:00=ABCテレビ制作)を放送。オンエアを目前に控え、司会を務めるV6・井ノ原と千原兄弟・千原ジュニアのコメントが届いた。

同番組は、世界がコロナ禍に見舞われる中、これまで「感染症拡大」や「最大級の大不況」といった窮地を乗り越えてきた偉人=“グレートさん”たちの“グレートなジャッジ”を、勝村政信や麒麟・川島明、陣内智則、武井壮、堀田茜らが、イラストや当時の映像などを使ってプレゼンしていく情報番組。

川島は世界で初めてワクチンのもととなる「抗体」を発見し、「日本細胞学の父」とも呼ばれる人物をプレゼン。また、陣内は世界恐慌の中、1人もクビにせずに不況を乗り切った「経営の神様」を肉声を交えて紹介していく。また、武井は2020年東京オリンピックと同様に、一度中止に追い込まれながらも、執念で1964年に東京オリンピックを復活させた人物、堀田は19世紀に謎の感染症が蔓延していたイギリス・ロンドンで感染ルートの把握に努め「疫学の父」とも呼ばれた偉人、勝村は日本の検疫システムを確立したグレートさんをそれぞれプレゼンする。

収録を終えた井ノ原は「プレゼンの内容を漫画で説明することが、分かりやすくてよかったと思います」と、この番組ならではのプレゼン方法を評価。これには千原も「本来ならば再現ドラマで説明するものを、今はそうもいかないから漫画にしたという面もあると思うんですが、そのおかげでより頭に入ってくる。漫画にするという決断が、まさに“グレートジャッジ”でしたね」とうなずく。

千原は今回紹介された“グレートさん”について、「例えば『抗体』という概念がこんなに近年までなかったとは驚きましたし、その礎を作ったのが日本人だということがもっと知られていていいのに」とコメント。また、今回同様、一度中止となった64年の東京オリンピックについて、「あんなにがっつりマッカーサーが絡んでいることにもびっくりしました(笑)」と語ると、井ノ原も「マッカーサーに一度でなく、何度もアタックしたことも“グレートジャッジ”でした」と称賛。

番組テーマにもある“感染症”の新型コロナウィルス感染拡大により、自宅で過ごす期間が多くなった中、どのように過ごしていたかと聞かれると、千原は妻が子どものためにと買ってきた紙粘土に自身がハマってしまったこと。井ノ原は細かい作業をしたくなり、建築模型を作っていたことを明かした。

そして最後に、井ノ原は「収録前にいろいろ勉強してきたつもりだったのですが、収録をしてみて『まだまだ知らないことがこんなにあったんだ』とあらためて感じられました。今知っておくべきことばかりなので、見ているだけで『そういうことなのか』と考えてもらえると思います」と見どころを振り返り、千原も「あまり押しつけがましくなく、サラッと頭に入ってくる感じなので、楽しんで見ていただきたいです」と視聴者にメッセージを送った。

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