鷹三森、シート打撃2安打で開幕1軍アピール 「1日ずつやっていくだけ」

ソフトバンク・三森大貴【写真:藤浦一都】

左腕・大竹から安打を放ち「コンパクトにいくことを心掛けました」

ソフトバンクの三森大貴内野手が16日のシート打撃で2安打を放ちアピールした。練習試合から打撃面でアピールを続けるとともに、外野守備もこなしてユーティリティぶりにも磨きをかけて初の開幕1軍も見えてきた。

三森は、昨年1軍デビューを果たしたばかりの高卒4年目。「アピールポイントはバッティングと足」という大型内野手は、ここにきてどんどん評価を上げている。

この日のシート打撃でも2安打。2打席目はエンドランのサインに、打撃フォームを崩されながらも対応してみせた。練習試合では外野守備にも挑戦し、1軍に生き残るためにユーティリティぶりも発揮している。

左腕・大竹から放った一打に「1打席目は左対左だったので球を見てコンパクトにいくことを心掛けました。2打席目はエンドランで、まっすぐをしっかり転がせたので良かったです」と語り、この日のシート打撃を振り返った。

守備面でも、本多雄一1軍内野守備走塁コーチの指導を受けながら日々成長を重ねている。念願の開幕1軍も見えてきたが「できることをアピールしていくしかないです。1日ずつやっていくだけです」と必死に食らいついていく覚悟だ。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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