クモのような重機「スパイダー」登場 西日本豪雨被災の宇和島・吉田

©株式会社愛媛新聞社

 西日本豪雨で被災した愛媛県宇和島市吉田町白浦の崩落園地に16日、通常の建設機械では移動や施工が難しい急斜面を自由自在に移動できる4輪多関節型作業機械「スパイダー」が導入された。市発注の白浦地区法面安全対策化工事を請け負う地元の建設業者清家組が、6月末までの使用を予定している。

 スパイダーはスイスのメンツィムック社製で、ヨーロッパで開発された機械の提供を行うサナース(横浜市)と清家組が協力し施工を行う。操縦は専門的な技術が必要なため、スイスで研修を受けた成島建設(徳島市)のオペレーターが担当する。サナースによると災害復旧工事現場や公共事業で使用されるのは全国で初めて。