中学総体 代替開催せず 栃木県中体連、地区大会も難しく

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県総体の代替大会などについて協議した県中体連の理事研修会=コンセーレ

 栃木県中体連(星和人(ほしかずひと)会長)は16日、宇都宮市駒生1丁目のコンセーレで理事研修会を開き、既に中止が決まっている7月の県総体の代替大会を開催しないことを正式に決めた。地区大会についても県内10地区が開催に慎重な姿勢を見せており、実現は難しそうだ。

 理事研修会には各競技団体の専門部長、地区会長ら65人が出席。代替大会に関して、事務局が(1)新型コロナウイルス感染や熱中症などへのリスクを解消できない(2)夏季19競技全てを実施できない-ことなどを理由に「開催しない」方針を提案し、了承された。星会長は「3年生にとってはつらい結果になり申し訳ないが、前向きに学校生活を送ってほしい」と理解を求めた。

 10月に予定される新人大会の開催の可否は、7月末までに決定する方針を確認。11月の駅伝と冬季のスキーとスケートについては、上部大会の判断を待つこととした。

 地区大会を巡っては県内10地区に開催可否の判断が委ねられたが、いずれも安全確保の観点から開催に否定的。ほとんどの地区は「3年生の引退試合」として小規模な対外試合の実施を模索しているものの、競技によって可否判断が分かれる可能性もある。

 芳賀地区の金澤長年(かなざわながとし)会長は「各専門部で慎重に内容を考えているが、多くの種目は実施できるのでは」と前向きな姿勢。3市2町を抱える下都賀地区の新籾勇一(あらもみゆういち)会長は「各自治体でガイドラインの基準が異なるので、地域によって実施内容は分かれるかもしれない」と判断の難しさを吐露していた。

理事研修会であいさつする県中体連の星会長=コンセーレ