井上尚弥への挑戦の可能性あったが... 19連勝中の世界1位「前哨戦」黒星で世界戦遠のく

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ボクシングのノンタイル10回戦が2020年6月16日(日本時間17日)、米ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターで行われ、WBO世界バンタム級1位、IBF世界バンタム級2位ジョシュア・グリアJr(米国)が、WBA世界スーパーバンタム級10位マイク・プラニア(フィリピン)と対戦し、0-2の判定で敗れた。

井上尚弥

世界ランカー対決となった一戦は、1回にいきなりプラニアがグリアJrからダウンを奪う展開に。6回にも再びプラニアがダウンを奪い試合を優位に進める。後がないグリアJrは終盤に反撃に出て追い上げるものの、逆転することが出来なった。採点はジャッジの1人が94-94の引き分けとし、残る2人は96-92、97-91でプラニアを支持した。

「すぐにカシメロは俺とタイトルをかけて戦うべきだ」

グリアJrは、19連勝中でWBOのバンタム級1位、IBFでは2位にランクされていたトップボクサー。当初、4月25日(日本時間26日)に予定されていたWBA、IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)対WBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)戦のアンダーカード出場が決まっており、井上対カシメロ戦の勝者との対戦の可能性もあった。

WBOバンタム級1位ということもあり、グリアJrはプラニアとの対戦を前にして、WBO王者カシメロに向けて対戦を要求。新型コロナウイルスの影響で井上対カシメロ戦が延期になっていることからグリアJrは「この試合(16日)後にすぐにカシメロは俺とタイトルをかけて戦うべきだ」と主張していた。

プロキャリア2敗目(22勝12KO2敗1分)を喫したグリアJrは、世界ランクが下がるとみられ世界のバンタム級戦線から一歩後退。一方、殊勲のプラニアは24勝12KO1敗とし、スーパーバンタム級で世界戦を目指していくことになりそうだ。