長崎県の全国向け宿泊助成 19日から「ながさき癒し旅」

 新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ県内観光業を支援する、長崎県の宿泊助成事業の第2弾「ながさき癒し旅」が19日から始まる。全国からの利用を対象に、計10万泊分の予約をコンビニとインターネットの旅行サイトで受け付ける。7月31日まで。
 同事業は、1人1泊当たり5千円を割り引く。6千円以上の宿泊が対象。コンビニの情報端末で6千円分の割引クーポンを千円で購入するか、旅行サイト(じゃらんnetと楽天トラベル)の予約時に発行されるクーポンを利用する。
 クーポンの発行はコンビニが18日(利用は19日から)、じゃらんnetは19日、楽天トラベルは22日から受け付ける。発行枚数はコンビニが2万5千泊、旅行サイトが5万5千泊。残りの2万泊分は、予約状況をみながらそれぞれ補充する。
 県は、同事業の第1弾として県民向けの宿泊助成を1日から開始したが、当初予定の4万泊を大きく上回る8万泊以上の予約があったため、16日で終了した。県観光振興課は「今回の10万泊分にどの程度反響があるか未知数だが、しっかり全国向けにPRして支援につなげたい」としている。
 利用可能な宿泊施設については県観光ポータルサイト「ながさき旅ネット」に順次掲載する。問い合わせは専用ダイヤル(電050.8880.4972、午前9時~午後5時45分)。

 


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