タモリ×山中教授による「人体」シリーズで、新型コロナウイルスの謎に迫る!

NHK総合では、7月4日にNHKスペシャル「タモリ×山中伸弥『人体 VS ウイルス』~驚異の免疫ネットワーク~」(午後7:30)を放送する。

タモリと山中伸弥教授(京都大学 iPS細胞研究所所長)がタッグを組み、2017年から続く「人体」シリーズは、人体の神秘的な秘密を解き明かしていく知的エンターテインメント。今回は、新型コロナウイルスとの闘いが続く今、感染防御やワクチン開発の鍵を握る「免疫力」の真実に、最先端の科学で迫っていく。ゲストには、石原さとみとラグビーの福岡堅樹選手が登場する。

生命が誕生して40億年の歴史の中で、幾度となくウイルスと闘ってきた結果、私たちの体内には、驚くほど精緻なウイルス防御ネットワーク、つまり「免疫」が存在。ところが、新型コロナウイルスには、その免疫の常識を次々とくつがえす力があることが判明してきた。例えば、そもそも私たちの体の細胞はウイルスに感染すると、免疫の攻撃部隊を呼び寄せる“警報物質”を大量に放出するが、新型コロナウイルスは巧みにこれを阻止する、巧妙な仕組みを備えている。

新型コロナウイルスは一体何者なのか? 免疫力を高めるために本当に必要なことは何なのか? 体内のミクロの世界を最先端の8K顕微鏡などを使って撮影した映像や、精緻なCGで鮮やかに描き、タモリ・山中コンビならではの視点で、パンデミックを生き抜くヒントを探る。

タモリは「1年前『人体Ⅱ 遺伝子』の時には、こんな新型コロナの時代が来るとは予想もしませんでした。これまでの歴史で人は何度もウイルスと闘い、克服し、共存してきたとのこと。人体にウイルスと闘うどんな力が備わっているのか、番組が楽しみです」と内容に期待を寄せる。

山中教授は「再びタモリさんと出演させていただけること、大変光栄に思います。今回の番組は、今まさに関心の高いウイルスについてです。多くの方にご覧いただき、少しでも分かりやすく伝えられるよう、頑張りたいと思います」と意気込んでいる。

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