元中日ドラゴンズ森野将彦氏、快勝した2009年の開幕戦を振り返る

東海ラジオ『ドラゴンズステーション』(月~金16:00~19:00)6月15日のコメンテーターは、森野将彦氏。自らも本塁打を放って勝利に貢献した2009年の開幕戦を振り返った。この試合のサプライズは、何といっても、浅尾拓也投手の先発起用。ナゴヤドームがどよめいたが、ベンチは意外と冷静な空気だったとか。森野氏は「(落合監督のことだから)何が起こってもおかしくないと思っていたんでね」と、選手たちは、それほど驚いていなかったことを明かした。

今週の「ドラゴンズナビ」のコーナーでは、ドラゴンズが快勝した開幕戦を振り返る。初日の15日は、2009年の開幕戦。ナゴヤドームでベイスターズと戦ったこの試合でドラゴンズは、森野、新外国人・ブランコ、和田一浩のクリーンアップが、合わせて4本のホームランを放ち、投げては、3年目の浅尾が8回を1失点に抑え、最後は岩瀬仁紀が締めて、4対1で快勝した。

浅尾投手の先発起用について、森野氏は「僕たちは、当時(落合監督のことだから)何が起こってもおかしくないと思っていた。落合野球は、何をするかわからないというイメージがついている。だから(先発浅尾が発表されたときも)『あっ、浅尾ね』という感じだった。『今年は、浅尾で回すんだ』と思った」と話した。ドラゴンズは、前シーズンオフに、エース川上のメジャー行きが決まり、2009年の開幕投手に注目が集まっていたのだった。

「開幕投手は浅尾。4番は新外国人。試行錯誤しながらのシーズンだった」と言う森野氏は、3番の仕事を「4番につなぐのではなく、自分がランナーを返すこと」として、多くの打点を挙げた。結果的に負けはしたが、最後まで、ブランコと打点王を争った。森野氏は「序盤は、打率が上がらなくて苦しいときもあったが、打点が、ひとつのモチベーションになった。自分はチャンスに強いんだと思えば、打席で優位に立つことができる。ドラゴンズの選手にも、そういう気持ちを持ってほしい」とエールを送った。

ドラゴンズが快勝した過去の開幕試合を振り返る「ドラゴンズナビ」のコーナー、16日は、ルーキー与田剛投手が1軍デビューした1990年の開幕戦を振り返る。コメンテーターは鹿島忠氏。東海ラジオのプロ野球解説者がコメンテーターを務める『ドラゴンズステーション』(月~金16:00~19:00)。鹿島氏、森野氏のほか、ドラゴンズステーション東海ラジオのプロ野球解説者は、権藤博氏、鈴木孝政氏、山本昌氏、山﨑武司氏、谷繁元信氏、大西崇之氏、井端弘和氏、など。

ドラゴンズステーション

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜~金曜 16時00分~19時00分

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