モーターヘッドのレミーの伝記映画が製作中。ドキュメンタリー『極悪レミー』を手掛けたグレッグ・オリヴァーが監督

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2010年に公開されたドキュメンタリー映画『極悪レミー』を手掛けた映画監督のグレッグ・オリヴァーが、2015年に亡くなったモーターヘッド(Motörhead)のフロントマン、レミー・キルミスター(Lemmy Kilmister)の伝記映画を製作中であることを明かした。

グレッグ・オリヴァーはこの映画についてこう述べている。

「皆さんが知っているレミーにまつわる噂は、おそらく全て本当でしょう。ただ、それは彼がロックンロールのステレオタイプに乗じていたからではなく、彼自身がそれをつくり出していたからです。朝食に赤マルボロとジャック・ダニエル、夕食に覚醒剤、全て事実です。しかし、あの冷酷な目つきをしたロックンローラーとしての外見の下には、自らが幸せを感じる音楽をやり通した、人々の心を掴んで離さない、難解で、勇猛な男がいました。私たちはこの作品が、レミーをはじめ、モーターヘッドのバンドメンバーであるフィル・キャンベルとミッキー・ディー、そしてレミーの人生で重要な役割を担ってきた全ての人物に忠実な作品になるように、2013年から丁寧を製作を進めてきました。彼らが誇りに思える映画になるでしょう」

本作のエグゼクティヴ・プロデューサーを務めることになっている、モーターヘッドのマネージャー、トッド・シンガーマンとライターのステファン・チラーズィは公式声明の中でこう述べている。

「これは、計り知れないほどの文化的重要性を持ったストーリーです。彼が亡くなってからの5年間で、何か学んだことがあるとすれば、彼ほどユニークで自由奔放な人間はいなかったということです。グレッグ・オリヴァーは、私たちの仲間うちでは非常に信頼されている人物ですし、この映画が実現することを嬉しく思っています」

レミー・キルミスターが60年代から70年代にかけて在籍したホークウインド時代から、 ハードロック/ヘヴィメタルの草分けとして名を馳せたモーターヘッドでの仕事に至るまで、彼の半生を描いたこの伝記映画の製作は来年から本格的にスタートする予定だ。

今年4月には、新型コロナウイルスの影響を受けたロード・クルーを支援するために、モーターヘッドの1980年のアルバム『Ace Of Spades』から、「(We Are) The Roadcrew」の新たなビデオが公開され、続く5月には、バンドのソーシャルメディアからファンに向けて、オンライン上で彼らのお気に入りのローディーへ敬意を表し、その思いをシェアするように呼びかけていた。

また、今年、モーターヘッドの名作アルバムとタイトル・トラック『Ace Of Spades』の40周年を記念して、5月8日が“モーターヘッドの日(Motörhead Day 2020)”と命名されたことがバンドのソーシャル・メディアから発表され、これにあわせて、同曲の新たなリリック・ビデオを公開した他、バンドのマスコットである“ウォー・ピッグ”のフェイス・フィルターがFacebookとInstagram上で登場している。

Written By Tim Peacock