これが400万円台!? どこでも映える無骨デザイン「ジープ ラングラー」

新型Jeep Wrangler(ジープ ラングラー) Unlimited SPORT[4ドア/2.0Lターボ/8AT/4×4]

無骨なエクステリア×機能充実なインテリア

ラングラー4代目(JL型)は大きく分けて2種類のモデルがあります。2ドア4人乗りでコンパクトな通称「ラングラー」と、4ドア5人乗りでラングラーよりも少し大きな「ラングラー アンリミテッド」です。

今回紹介するのは、価格が445万4545円(税抜)からと400万円台で買うことができる2ドアのラングラー(SPORTグレード)です。

ラングラーのボディサイズは全長4320mm×全幅1895mm×全高1825mm×ホイールベース2460mm。トヨタ ランドクルーザープラドと比較すると全長は約500mm、ホイールベースも330mm短く、意外にも日本にマッチするサイズ感。最小半径は5.3mと小回りも効きます。

パワートレインには3.6L V6型 DOHCエンジンと8AT、選択式の4WD、副変速機を搭載。オフロード性能を重視したクロカンにも関わらず、燃費は9.6km/L(JC08モード)とそこまで悪くもありません。しかも輸入車には珍しくレギュラーガソリン仕様です。

このように、所有が現実的であることもラングラーが日本で支持される理由の1つでしょう。

それでは最大の人気の理由である唯一無二で漢らしい外装、上質・高機能な内装を見ていきましょう。

4代にわたり受け継がれてきた無骨カッコイイ外装デザイン

まず一番の特徴はフロントフェイス。丸型のヘッドライトにジープを象徴するのが縦型の7スロットグリル、左右へ大きくはみ出たホイール。対照的で一目みれば忘れないアイコニックなデザイン
そしてもうひとつ、ラングラー伝統の台形ホイールアーチも特徴的です。どの角度からみても力強さを感じさせてくれます
リアの中央はスペアタイヤが配置されており、右側にはむき出しのドアヒンジなど、重々しさを感じさせるデザイン
バックドアは、2分割になっており、上半分はハッチバック、下は横開きとなっています。上下に分割していることで、狭い駐車場でも荷物を出し入れすることができ非常に便利

レトロ感もありながら多機能! 上質な内装をチェック

水平基調で力強い骨格のインストルメントパネル、円型のエアアウトレット(エアコン風 吹き出し口)、助手席の前方にはオフロード走行時に掴めるようにバー(グラブハンドル)が付いているなどクロスカントリーらしい装備が盛りだくさん。なんとルーフを全開にし、オープンカーとしても楽しむことも可能です
さらにApple CarPlayやボイスコマンドを搭載した7インチのタッチパネルモニターも装備
ボディカラーによって内装色の組み合わせが異なります。明るいシートカラーも新鮮な印象ですね。
リアシートを前方に倒し収納することで、大容量のなカーゴルームが出現します。たくさんのキャンプ用品を室内に入れることだってできるでしょう。さらにラゲッジスペースには床下収納も用意されています

都心部でも映えるデザイン、そしてアウトドアで大活躍間違いなしのスペックを持ったラングラーを紹介しました。アウトドアによく行くという人はもちろん、唯一無二・タフなデザインのクルマに乗りたいという人にはオススメの1台です。

ジープ ラングラーの内外装をもっと写真で見たい、各パーツをアップで見たいという人はフォトギャラリーもチェックしてみてくださいね!

近年はゲリラ豪雨などに遭うことが多くなりました。都市部でちょっとした冠水が起こるなんてこともしばしば。しかし普通のクルマが通れないような冠水が起こっても、ラングラーであれば多少のことは関係なし。76cmの水深でも走行可能です!

このように、自然災害などの「いざというとき」に頼りになる面もラングラーの魅力ではないでしょうか。

オフロード性能をもっと知りたい! 舗装路での走りや実燃費が知りたい! という人は関連記事の試乗レポートもチェックしてみてくださいね。

© 株式会社MOTA