天童温泉 はな駒荘:温泉街にできた新しい観光資源

By 武田編集長@CLIP山形

詳細

施設名:天童温泉 はな駒荘(てんどうおんせんはなこまそう)

ジャンル:日帰り温泉

アクセス:天童駅から車で約5分

電話番号:023-616-6566

源泉:天童温泉協同組合6号・8号源泉

泉質:ナトリウム・カルシウム - 硫酸塩温泉

効能(適応症):動脈硬化症、きりきず、関節痛、皮膚病、疲労回復、神経痛、肩こり、冷え性のほか一般的適応症

源泉掛流し(湯使い):記載なしのため不明

料金:大人350円、小学生100円、高齢者・障がい者250円、乳幼児無料

日帰り入浴営業:時間9:00~21:00(コロナの影響で当面20:00まで)

休業日:月曜日(祝日の場合は翌日以降の平日)、12月29日~1月3日

駐車場:〇 約70台

サウナ:×

露天風呂:×

貸切風呂:〇

休憩所:〇

食事処:×

マッサージ:マッサージ機あり

手ぶらデータ:シャンプー、ボディソープ、ドライヤー

備考:鍵付きロッカーあり(100円バック式)

住所:山形県天童市鎌田1丁目12−18

日帰り入浴施設オープン

かつて天童温泉の日帰り入浴施設「ふれあい荘」があったところに、改築して新たに「はな駒荘」がオープンした。

かつてふれあい荘は入浴料100円だったのもあり、いつも駐車場は満車で訪れる機会を失っていたけど、これからは近所に広い場所が確保されてその心配はなさそう。約70台。

4月14日に開業を予定していたが、新型コロナの影響で延期されて6月18日の開業に至った。

休憩室はまだ利用できない。

以前より入りやすくなったのもあり、観光資源にもなりそうだ。

はな駒荘について

天童市市老人保養センター「かまた荘」、市民いこいの家「ふれあい荘」、公衆浴場を一体化し、高齢者の健康づくりや生きがいづくり、市民の福祉向上を推進するための新しい施設です。

コロナ対策がされていて、入り口で消毒をしてから中に入る。

たいへん広い建物になっていて、天井が高く解放感があり気分がアゲアゲになる。

(浴室前より)

入口入って右手には、現在はまだ閉鎖している5つの休憩室や多目的交流室が広い面積を確保していて、反対側に入浴施設がある。

浴室入り口前には休憩ラウンジがあり、自販機とテレビがあり椅子に座ってまったり過ごしてしまいそう。

脱衣所へ

ここがまた広い。吹き抜けの天井があり、光が降り注ぐ。

脱衣所入口前にある小さなコインロッカーのほか、脱衣所内に大きなコインロッカーがある。

洗面台も広く、明るく、とにかく解放感に満たされる。

浴室

カランはたくさんあり、浴槽は温度違いで2つある。広い方がやや温めで、温度は壁にデジタルで表示されていた。2℃くらいは違うかなぁと。

湯使いは不明だが、一旦貯蔵庫に入れられ、そののち供給される。

源泉が62.1℃あり、浴槽内では41~44℃となるので貯蔵庫で冷えてからなのかもしれないが、浴槽は2か所あるので何らかの温度調整はあるだろう。

浴感

溶存物質は1771㎎/kgなのでそれほど濃厚というほどではないが、入浴してすぐカルシウムのキシ感を感じた。

ナトリウムの他カルシウム成分が多いのと、数値上は硫酸イオンが974mg/kgと多い。硫酸塩泉は「傷の湯」「脳卒中の湯」なんていわれる。

無色透明、弱塩素臭あり。

(出展:はな駒荘)## おわりに

天童の日帰り入浴施設は多い。天童最上川温泉ゆぴあラフォーレ天童のぞみ荒谷温泉、そして「はな駒荘」となる。天童温泉街にあり、観光資源にもなりそうな「はな駒荘」は貴重な施設になりそう。

最近温泉街にできた「と横丁」もあるので、県内の人が日帰りで訪れても楽しく過ごせると思う。

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