山﨑武司氏が挙げた中日ドラゴンズ今シーズンのキーマンは「柳裕也投手」

東海ラジオ『ドラゴンズステーション』(月~金16:00~)6月17日(水)の放送で、コメンテーターの山﨑武司氏が挙げた中日ドラゴンズ今シーズンのキーマンは「柳裕也投手」。山﨑氏は「(昨シーズン11勝の柳が)今シーズンは2桁(勝利)とは言わず、15勝ぐらいしてくれないと、やっぱり優勝という部分ではきついと思う」と期待を込めた。

山﨑氏は「今シーズンは変則日程なので、投手がしっかりしてほしいという気持ちもある」とし、さらに「ドラゴンズの投手陣の柱は、左(投げ)は大野雄大、右は柳。この二人を若手が追い越せるようになるぐらいのチームになれば、ドラゴンズは、Aクラスの常連チームになる」として、有望な若手を多く抱えるドラゴンズ投手陣の2本の柱、特に柳投手の役割の大きさを強調した。

柳投手は、開幕前の練習試合で2試合に先発登板した。1試合目は3回を投げ1失点。2試合目は5回を投げ4失点。そして、16日の阪神2軍との試合では、3回無失点という結果だった。今シーズンは、各投手とも開幕前に長い回を投げていないが、山﨑氏は「キャンプから準備してきているので(長い回を投げていないことに関しては)それほど心配はないと思う」と話した。

ただ、山﨑氏が指摘したのは、精神面での懸念。「去年11勝したから、今年も、最低でも2桁は勝たないといけない、と思ったらできない。そのあたりの葛藤があると思う。自分もそうだったが(本塁打王の)タイトルを獲ったら、次の年、最低でも30本は打たないとだめだよな、と、そんなことばかり思っていた」というが、やはり、全くだめな結果に終わったそうだ。

そして「もう一度、挑戦者の気持ちで、だめだったらローテーションを外される立場だと思ってやったほうが、成績を出せるんじゃないかと思う」と続けた。柳投手は、昨シーズン9勝目を挙げたあと、10勝目を挙げるまでに2か月かかった。山﨑氏は「ドラゴンズの右のエースになるためにも、今年、1本立ちできる成績をあげてほしい」と重ねて期待を込めた。

東海ラジオのプロ野球解説者がコメンテーターを務める『ドラゴンズステーション』(月~金16:00~)。山﨑氏のほか、ドラゴンズステーション東海ラジオのプロ野球解説者は、権藤博氏、鈴木孝政氏、鹿島忠氏、山本昌氏、谷繁元信氏、大西崇之氏、井端弘和氏、森野将彦氏、など。東海ラジオでは『ドラゴンズステーション』に続いて、プロ野球実況生中継『ガッツナイター』でドラゴンズの試合をメインに熱い戦いを伝える。

ドラゴンズステーション

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜~金曜 16時00分~19時00分

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