ベライゾンがアマゾンとグローバル・オプティミズムの「クライメート・プレッジ」に署名

10年早くパリ協定を満たすことを約束

ベライゾンは2035年までにカーボン・ニュートラル達成を目指す

シアトル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 本日、ベライゾン(NYSE: VZ)は、パリ協定を10年早く達成するためにアマゾンとグローバル・オプティミズムが共同で立ち上げた誓約「クライメート・プレッジ」に参加したと発表しました。クライメート・プレッジは、新たな署名者に対してパリ協定の目標である2050年よりも10年早い2040年までに事業全体でネットゼロ・カーボンを目指すことを求めています。

ベライゾンは2035年までにスコープ1とスコープ2の排出量でカーボン・ニュートラルを達成できる流れにあり、同社の持続可能性への取り組みを加速させる革新的なソリューションに投資するために10億ドルのグリーンボンドを発行しています。これには、2025年までに事業の電力の50%を再生可能エネルギーでまかなうことや、380 MWを超える新しい風力および太陽光発電容量に対する新規仮想電力購入契約(VPPA)が含まれます。

ベライゾンのハンス・ベストバーグ会長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「気候変動はすべての人に影響を与える地球規模の課題であることから、当社はクライメート・プレッジに参加することが極めて重要だと考えました。未来の世代によりクリーンな世界を残すことは、責任ある企業としての当社の価値の中核をなすものです。ベライゾンの活動はカーボン・フットプリントの削減にとどまりません。当社はテクノロジーとネットワークを通じて、お客さま向けのソリューションを革新し、効率を高め、会社全体および当社がサービスを提供する地域社会全体の抵抗力を構築しています。」

クライメート・プレッジに署名しているベライゾン等の企業は、以下に同意しています。

  • 温室効果ガス排出量を定期的に測定して報告する。
  • 効率向上、再生可能エネルギー、原材料削減、その他の炭素排出削減戦略など、実際の事業変革とイノベーションを通してパリ協定に沿った脱炭素戦略を実施する。
  • 残る排出量は、定量化可能な実際の永続的で社会的に有益なオフセットによって中和し、2040年までに年間炭素排出のネットゼロを達成する。

アマゾンの創設者で最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾスは、次のように述べています。「ベライゾンがクライメート・プレッジに署名して10年早いパリ協定の目標達成を約束したことをうれしく思っています。気候変動への取り組みには、イノベーション、リーダーシップ、パートナーシップが必要です。単独で達成することはできません。ベライゾンは、2040年までにネットゼロ・カーボンを達成する過程で、事業全体のエネルギー効率を高めて2025年までに事業の電力の50%を再生可能エネルギーでまかなうという積極的な目標を設定しています。」

国連の元気候変動責任者でグローバル・オプティミズムの創設パートナーであるクリスティアナ・フィゲレス氏は、次のように述べています。「気候危機の悪化に伴い、さらに多くの企業が真剣に考え、より速いペースで脱炭素化を達成することに取り組む必要があるでしょう。ベライゾンは、目標達成予定を繰り上げることを約束しており、継続する地球温暖化を止めるための時間との闘いが一歩前進します。このような行動は排出量を削減してこれまでの被害を軽減するものですが、今すぐ行動することが重要です。」

クライメート・プレッジに参加して速いペースでの脱炭素化に同意することで、ベライゾンは、企業が誓約を果たす上で必要な低炭素製品とサービスの開発への投資を刺激する上で重要な役割を果たします。ベライゾンの持続可能性の取り組みについては、verizon.com/sustainabilityをご覧ください。

ベライゾンについて

ベライゾン・コミュニケーションズ(NYSE、Nasdaq:VZ)は2000年6月30日に設立され、テクノロジー、通信、情報、エンターテインメント関連の製品とサービスを提供する世界有数の企業として20周年を迎えます。ベライゾンはニューヨーク市に本社を置き、世界的に事業を展開しています。2019年の売上高は1319億ドルでした。当社は、受賞歴のあるネットワークとプラットフォームで音声、データ、ビデオのサービスとソリューションを提供し、モビリティー、信頼性の高いネットワーク接続、セキュリティー、制御に対するお客さまの需要に応えています。

グローバル・オプティミズムについて

グローバル・オプティミズムの存在目的は、飛躍的なセクター全体の変化を実現することです。排出ゼロの未来を達成することは、遠い未来の課題ではありません。それは、今軌道に乗せるべき課題です。あらゆる科学的評価によって、2050年までにネットゼロ排出の目標を達成して地球温暖化を1.5℃未満に抑えるためには2020年から2030年の間に排出量を半減しなければならないことが示されています。気候危機への取り組みは、あらゆる場所のあらゆる人が役割を果たさなければ実現できません。私たちは、この困難な、そして生命を肯定する道のりを歩むために必要な選択に意欲的に投資する目的を共有するあらゆるセクターの団体と協力しています。詳細情報については、https://globaloptimism.com/をご覧ください。

アマゾンについて

アマゾンは、4つの指針として、競争よりも顧客に目を向けること、発明に情熱を傾けること、優れたオペレーションに注力すること、長期的に思考することを拠り所としています。利用者レビュー、ワンクリック・ショッピング、個人に合わせたお勧め、プライム、アマゾン・フルフィルメント、AWS、Kindleダイレクト・パブリッシング、Kindle、Fireタブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexaは、アマゾンが先駆的に開始した商品・サービスの例です。詳細情報については、www.amazon.com/aboutをご覧ください。

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