長崎医学同窓会 困窮学生に400万円を寄付

河野学長(中央)に寄付金の目録を手渡す朝長会長(右から2人目)=長崎市文教町、長崎大

 長崎大医学部などの卒業生でつくる「長崎医学同窓会」(朝長万左男会長)は17日、新型コロナウイルス感染拡大の影響でアルバイト収入が激減し、困窮している学生を支援しようと、長崎大の「西遊基金」に300万円、医学部に100万円をそれぞれ寄付した。
 同大は個人や企業、団体などから受けた同基金への寄付を基に、学生の就学支援や教育・研究の質の向上に取り組んでいる。
 朝長会長から目録を受け取った河野茂学長は「多くの学生に影響が出ているので支援は非常にありがたい。困窮学生のために活用させていただきたい」と謝辞を述べた。

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