大村駅に七夕飾り 諏訪保育園児ら制作

七夕飾りを取り付ける保育士たち=JR大村駅待合室

 JR大村駅に16日、諏訪保育園(坂元利彦園長)の園児96人や保護者が作った七夕飾りが展示された。
 夏の風物詩を駅利用者に楽しんでもらおうと、JR九州長崎支社が地元の保育園や幼稚園の協力を得て県内7駅に毎年設けている。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、各家庭で作った飾りや短冊を保育士たちが待合室に飾り付けた。
 七夕飾りは高さ3.7メートルの柱に、飾りを結び付けた約1.5メートルの竹69本が放射状に広がり、市の伝統芸能「黒丸踊」の大花輪に似たデザイン。「しろいかもめにのりたい」など願い事が書かれた短冊や、園児の顔写真なども一緒に飾られた。同駅の早川淑枝駅長は「かわいい願い事を見て明るい気持ちになってもらえれば」と話した。7月7日まで展示する。

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