オンライン通話で鳥羽なかまち紹介 地域活性化目指し、学生ら視聴 三重

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【オンライン通話を通じて学生に空き家施設の活用を説明する濱口さん(右)=鳥羽市のギャザリングルーム「KUBOKURI」で】

 【鳥羽】三重県鳥羽市鳥羽3―5丁目周辺の「鳥羽なかまち」の地域活性化を目指す住民らによる合同会社「NAKAMACHI」は20日、オンライン通話で地域を紹介する「鳥羽なかまちライブツアー」を開いた。空き家再生に取り組む芝浦工業大(東京都)の学生らが視聴に参加し、現状や課題などを探った。

 学生らは「空き家改修プロジェクト」と題して、平成26年から静岡県東伊豆町や新潟県佐渡島などで空き家を活用した地域活性化について研究している。

 取り組みを知った同社が同地域での空き家対策の一環として、学生らを招いた3月に現地体験ツアーを予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、今回「Zoom」アプリを使ったオンラインでのツアーを企画した。

 ツアーでは、代表社員の濱口和美さん(69)が案内役となり、江戸期の建物を改装した国登録有形文化財「鳥羽大庄屋かどや」や、地域おこし協力隊の佐藤創さんが改装を手掛けている元理容店の空き家、同社が元空き家を改装して拠点として活用している「ギャザリングルームKUBOKURI」などを紹介した。

 視聴した同大建築学科4年の鶴井洋佑さん(22)は「県外移動も(自粛が)解除されて鳥羽に訪問する日も近いがその前にどんなところか見ておきたかった。今後もオンラインでできることを積極的にしたい」と話した。

 濱口さんは「頑張る人たちに元気を与える何かをやりたいと考えていた。取り組みを通じて市街地全体がにぎわったら」と話した。