対馬高報道部 ドローン撮影に挑戦! 地元ケーブルテレビが指導

山口さん(左)の指導でドローン操縦を体験する対馬高報道部の部員=同校

 長崎県対馬市厳原町の県立対馬高報道部(坂口治美顧問、20人)が地元ケーブルテレビ局の指導を受け、ドローンを使った学校紹介動画の撮影に挑戦している。編集した動画は同校ホームページのほか、8月3日に予定しているオープンキャンパスで披露する予定。
 ドローン撮影を指導しているのは、同市内でケーブルテレビ事業などを行っている「コミュニティメディア」(米田利己社長)。番組内で報道部の生徒が学校生活を紹介する「スクールディレクター」となっている縁で同校が依頼した。
 初めての撮影となった15日夕は、2年生の3人が同社副主任の山口将典さん(25)からドローン操縦法のレクチャーを受けた後、山口さんの校内での撮影に同行。校舎4階の教室で補習を受けている生徒の様子や、高さ約120メートルまで上昇して上空から厳原の町並みを見渡した景色など、ドローンならではの視点を楽しみ、撮影スポットのリクエストを出していた。
 参加した報道部員の波田愛華(はだまなか)さん(16)は「これから対馬ならではの自然もドローンで撮影し、紹介していけたら」と話した。

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