イクメン応援、赤ちゃん休憩室増設 魚津水族館、雄の子育て生物も紹介

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雄が出産する珍しい魚「シーポニー」

 魚津水族館(魚津市三ケ)は、子育てに積極的な男性「イクメン」を応援する取り組みを行っている。館内の授乳室は、男性も利用しやすいよう「赤ちゃん休憩室」に名前を変え、1室から2室に増設した。雄がおなかの袋で赤ちゃんを育てる魚「シーポニー」など、魚や水生昆虫のイクメンを紹介する展示も行っている。 (松下奈々)

 魚津水族館は昨年、シーポニーの展示を始めた際、子育て中の父親にアンケートを実施。男性が子どものおむつ替えやミルクをあげるスペースを望む声があったことから、赤ちゃん休憩室を設置した。いずれも2階のトイレ近くにあり、男女を問わず利用できる。

 担当者は「混雑する日は行列ができることもあった。男性も女性も気軽に利用してほしい」と話す。

 館内にはシーポニーなど多種多様な“イクメン生物”がおり、それぞれ展示パネルを設けた。シーポニーはタツノオトシゴの仲間で、雌が雄の育児嚢(のう)に卵を産み付ける。卵は育児嚢の中でふ化し、雄が稚魚を“出産”する。この他、雄が口の中で卵を守るジョーフィッシュや、巣作りから巣立ちまで産卵以外の子育て全てを担うトミヨなども紹介している。

増設された「赤ちゃん休憩室」。父親も利用できる