「大賀ハス」愛らしく 熊本市の国府高でピンク色の花

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国府高で見ごろを迎えている「大賀ハス」=熊本市中央区

 熊本市中央区の国府高で、2千年以上前の地層から種が見つかった古代のハス「大賀ハス」が淡いピンク色の花を咲かせている。

 このハスは1952年、植物学者の故大賀一郎氏が千葉市の東京大農場(当時)で縄文時代とされる遺跡から発掘された種を栽培し、開花させた。同高は、今年4月に亡くなった木下俊文前理事長が93年に東京大から根を譲り受け、中庭の池で育てている。

 今年も例年通り咲き始めたが、新型コロナウイルス感染防止のため、愛好家や地域住民らを招く「愛でる会」の開催は見送った。

 岡田晃事務長によると、8月上旬まで咲くが7月前半までが見ごろという。「自由に花を楽しんでほしい」と話している。(山口尚久)