芸能界での反抗期を聞かれた松本潤が語らなかった「ごくせん」の不良高校生 役作りのためにツッパリになりきっていたのだが...

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「嵐にしやがれ」(2020年6月20日夜9時~・日本テレビ系) 嵐の冠バラエティー番組。俳優、武田真治を招いてその半生を紹介するコーナー「武田真治記念館」で、嵐・松本潤の赤裸々なカミングアウトがあった。

17歳でオーディションに合格、芸能界デビューした武田。当時は給料制で、主演ドラマが決まって月給12万円に上がったものの、仕事が激増し、多忙を極める日々だった。ガチ切れした武田は自暴自棄になり、ガムを噛みながら番組出演するなど反発してみせたが、仕事を減らす目論見はハズレ、逆にカッコイイと称賛され仕事が殺到するジレンマに陥ったという。

松本潤「あれは19のころだね。一番トガってたかな」

櫻井翔が芸能界での反抗期の有無を松本に振ると、「全然、全然ありますよ、私」とカミングアウト。困ったちゃんぶりを説明した。「まず、セリフしゃべんないとか。台本書いてある通りに言いたくないから、『このセリフはちょっと言えないっすね』」と突っぱねたりした。「それこそ、『ごくせん』やってる頃とか。あれは19(歳)だね。19、20ぐらいの時一番トガってたかな」とぶっちゃけた。

櫻井はなおも突っ込んでいく。「僕が当時、耳にしていた松本さんの噂を検証させてもらっていいですか?ドラマの現場の話ですよ、なかなか車から出てこねえって話を聞いたことがあるんすよ。呼びに行かないと、車から出てこないって。噂ですよ」と念押ししながら質問。「噂かな?」と二宮和也。「噂じゃない?だってほら、覚えてないもん、本人」と相葉雅紀が擁護に回るも、松本は「どうだっただろう?うーん」と首をかしげながらも、「自覚してやっていたわけじゃないけど、でもそれがあってもおかしくないなっていう態度ではあった」と認めたのだった。

「ごくせん」(日本テレビ系)は、仲間由紀恵の主演ドラマ。18年前に放送された第1シリーズに、松本は不良グループのリーダー高校生役で出演していた。教師や父親、学校不信により、世間に反発しまくる設定だった。実は番組では語られていないことがある。松本は初のツッパリ高校生役を演じるにあたり、役作りのためにツッパリになりきっていた。睡眠時間2、3時間の超過密スケジュールにより、精神的に追い詰められ、肉体的にも余裕のない状況は、スタッフや共演者への気遣いをなくしてしまっていた。

当時、松本はドラマ「ごくせん」に単独で出演。嵐主演映画「ピカンチ」撮影が同時進行しており、超多忙だった。「ごくせん」撮影後に「ピカンチ」の現場に入り、終了後ドラマ現場に舞い戻るの繰り返しだったという。自宅にたどり着いても、送迎車で寝落ちしてしまい、早朝スタートの撮影現場にとんぼ返りすることも多々あったそうだ。

車に呼びに行かないと出てこなかったのは、疲労困憊しながらもぎりぎりまで台詞を覚えていたからのようだ。松本が否定せず、あえて弁明しなかったのは、バラエティー番組的なノリを最重要視したからに違いない。もう一言しゃべれる時間があれば、松本のツッパリ伝説はまるで違った印象になっていただろう。

知央